●問題は人に帰属させると考えやすい。問題設定のヒント:その3
問題設定のポイントは
1:目的や、目標を的確にとらえること。(何処に向かうから、何を達成しなければ行けないから)
2:様々な問題の関係性を明らかにして絞り込むこと。(ほとんどがシンプルな所へ落ち着く)
3:コントロールできないことは省くこと。(問題を自分ごとにすること)
と書いたと思います。
さて、ここまできたら、もう一度考えて欲しい事があります。
というか、最後の仕上げと言った方が良いかもしれないな。
サービス業は、物売りが商いの基本ではなくて、人創り(顧客、社員 etc.)が基本だと言う話を
あちこちでしているわけだけど、これどういうことかと言うと、問題のほとんどが、人創りの問題だ
ということ。
どういうことか・・・要は絞り込んだ問題を、人に帰属させてみなさい ということです。
ビールを提供するのが、遅かったと、アンケートに書かれていたとする。
これは、何時のことで、誰のことだ という風に特定するということです。
そうすることで、わかることが沢山ある。
「人が少なすぎてばたばただった・・・」かもしれない。
「その子が意識していなかったから遅れた・・・」のかもしれない。
「その時間はマニュアルで作業をしなければいけないことがあって、そちらを優先した」のかもしれない・・・
ここまで踏み込むことが大切だと言うこと。
そうすると、本当は何の問題?ってことがさらに深くなっていくのがわかるでしょ?
いずれにしても、遅れたのは、その子が関わっていたことは事実。
そこまで掘り下げるということ。
さて、これは、その子の意識の問題なのか、慣れの問題なのか?
ここで、もうひとつ!!
その子個人に帰着してはいけないということです。
その子が、そうしたのは、一体何故かを考える。
そうすると、いつも「関係性」に行き着く。
上司が教えていなかったのか?
その子の、何かの理由でモチベーションが下がったまま仕事をしていたのか?
他の働いていたことの連携の問題だったのか?
等々、ひとそのものよりも、人と人との間を考えてみるといい。
人と人間の違い…それは間があるかないか…なんて話をするんだけど、
その「関係性」に目を向けるとわかりやすくなる。
その子自身は、別に顧客満足を落とそうとして仕事してるわけないし、
(そんな子聞いたことがない!)
一所懸命にやってくれてると思う。
そこで、「お前が悪い!!」なんてやっちゃいけないぞってことさ。
上司は
・雇った罪
・教育できなかった(成長させてあげられなかった)罪
・なのに仕事をさせている罪
があるでしょ。
まさしく、人創りの問題に行き着くわけさ。
太田流仕事の仕方:仕事のヒント/問題設定と解決
問題を人に帰属して考えてみると良い。サービス業はあくまで、人創りが仕事、物売りではない。人の問題(人と人との関係性の問題)として考えよう。
●取り組む問題を間違えると業績は上がらない。問題設定のヒント:その2
コンサルタントは景気が急に振れると忙しくなる。
今はいわゆる「景気が後退」し始めて、例年になく1月は特に忙しかった。(まだ1日あるけど)
特に、ご紹介頂いた業績が下降し始めたお客様が、駆け込んでみえる。
何が問題だと思いますか?
と尋ねると、ま、いろいろこれが問題、あれが問題だと仰る。
そして、この問題に全社あげて取り組んでいるとお答えになる。
でも、業績は上がらない…と
焦ってみえるからだとは思うんだけど、
私から言わせれば、
何故それが問題なんですか?
と言いたくなることが本当に、本当に多い。
冷静に考えれば、その問題は業績に関係しない問題だったと気付かれれば良いのですが、
自分のことはわからないのか、思い込んでみえるのか、
その問題が、根本的な問題だと仰る。
問題=理想、目標、目的−現実
つまり、問題そのものの考え方は、理想、目標、目的に向かって解決すべき事柄
ということになる。
要は本当にそれが、今大事な限りある資源を使って解決すべき事柄なのか?
ということです。
業績が落ちてきている会社で本当に良く見られる現象です。
問題設定が非常に甘い。
本当にそれが問題なのか?ということをあまり深く考えてみえない。
問題を的確に設定するということが如何に大切かという認識が希薄だと
なんだかんだで時間をかなり浪費してしまう。
業績が落ちて、キャッシュが燃え尽きるまでのデッドラインが引かれている会社にとっては
命取りになりかねない。
「良い問題設定が出来れば ほとんど解決したようなものだ。」
とか、
「良き問題は、良き解決に導く。」
とか問題についての格言は多いけど、本当にそうだと思う。
多くの人が、問題の設定よりも、問題解決に時間をかけることが多いと思う。
まず、行動だ!ってな具合にね。
実は、このやり方の方がトータルの時間(問題解決までの)で考えると
時間が かかることが かなりの頻度である。
設定がいい加減だと、行動(解決)に移してみて、
「ん?これじゃ、何の解決にもならない…」
と気付いて、元に戻り(問題を設定し直し)また始める…
そのうち、とりあえずやってみよう!数打ちゃあたる方式になって、
わけがわからなくなり、いつの間にか問題そのものも鮮度を失って(優先順位が低くなって)
放ったらかしになって、次の問題に気持ちが移ってしまう。
焦れば、焦るほど気がつけば、忙しくしているのに、何も解決したような気がしない。
よくある話だと思いませんか?
写真は、あるクライアントの業績アップのための問題点を深く探って行った図。
結局、2つの問題に行き着いたんだけど、たどり着くまで、3時間程時間がかかってます。
問題設定のポイントはいくつもあるが絞ると、
1:目的や、目標を的確にとらえること。
2:様々な問題の関係性を明らかにして絞り込むこと。
3:コントロールできないことは省くこと。
最低この3つがきちんとできていれば、早々狂わない。
「これは問題じゃないな」
「これは優先順位が低い」
とかわかりやすくなる。
太田流仕事の仕方:仕事のヒント/問題設定と解決
業績を上げたければ、上がるのを邪魔している根本的な問題に取り組まなくてはならない。間違った問題を設定すると、部下達は間違ったことを、一生懸命することに時間を使うことになる。無駄の中でも最たる物。
●問題はいつもシンプルだと思えるか…問題設定のヒント:その1
いつもの光景と言えば、いつもの光景…
2名欠席して、少し寂しくはあるけど、
なぜお店の業績が上がらないかを討議してます。いつもより白熱してました。
一体何が、業績を上げることを阻んでいるのか…
そうか、ここから説明しないといけないわけだ(笑)
業績を上げるのは難しい…と考えている人がほとんどでしょうね。
だから、いいんだけど(笑)
では、なぜ難しいと考えているんでしょうか?
競合店が増えたから?
顧客が買い控えているから?
安いものしか売れないから?
思った人材が集まらないから?
在庫が多いから?
商品に飽きが来ているから?
世の中の変化が速いから?
はたまた不景気だから?
ま、業績が上がらない理由を聞くと、
本当に天才的なほどいくつも上げられる方が多い。
まだまだ幾つかでてくるだけど
さて、問題です。
これらって、本当に問題なのか?
そうです!!と胸を張って言える人…きっと永久に業績は上げられないでしょうね。
こんな人たちの特徴を書くと
ほとんどの人が自分の問題ではない様な言い方をされる。
言い方を変えると、自分の問題として引き寄せていない。
だから、解決できないと思ってしまう。
過去と他人は変えられないけど、未来と自分は変えられると気付いてほしいよね。もっと言えば、会社の方向や運命を自分以外に託してしまっているとも言える。これが1つめの特徴。
2つめ。問題はとても複雑だと考えていること。
あちらを手をつければ、こちらが抜ける…もうどうしようもない。
問題がありすぎて、手を付けられない…と。
しかしです。問題はいつも、何らかの関係性を持って目の前に現れます。そうです。ほとんど問題は、何らかの形で絡み合っていると言うことです。独立した問題では無いと言うことです。
つまり、どれだけ問題を上げようと、根源的な問題はいつも1つか2つに集約されてしまうと言うことです。
経営上手な人とそうでない人とでは仕事をする持ち時間が違うのなら、仕方がないけれど、人の持ち時間はおおよそ同じです。
つまり、経営上手な人は、その根源的な問題のみ集中して解決しようとします。そうでない人は逆です。枝葉の問題に時間を取られるのは経営者としては…ね…。
整理すると、業績を上げるのは難しいと考えない。
業績は上げることができると先ず信じること。
そうすると、自分のこと になります。
すると、業績が上がらないのは、本来は上がるのにそれを阻んでいる理由があるんだと考える。いくつも上げた問題の関係性を調べると、必ず少数の根源的な問題にたどり着きます。で、その問題を優先的に片付けようと言うわけですよ。
ここから先は、機会があったら書くけど、根本的な問題からスタートして業績が上がる理由を現実にもとづいていくつか積み上げていって、業績アップまでたどりつかせるだけ。
これだけです。
彼らも、頑張った。
「本当かそれ?」
「主語は誰?」
「原因と結果が逆じゃないの?」
とかわいわいやりながら、たどり着いたのはやはり、1つか2つ。
そこに集中すれば、業績は上がるよ。
問題はいつもシンプル。いくつかの問題は複雑そうに見えていつもシンプルです。そう信じることから始めないといけないね。
●売上が上がらないのは、売上upを邪魔する問題から手をつける。
ある方から、メールを頂いた…
>コラムを楽しみに読ませて頂いています。
>いつも、示唆に富んだお話ばかりで、
>社員には、全員読ませています。
>また朝礼で内容を使わせて頂いております。
………
>ところで、近頃、太田さんらしくもなく、
>ネガティブさを感じてしまいます…
………
あらま…ごめんなさいね。
ありのままとはいいながら、読み手に悟られるようでは、
やはり、修行が足りませんな。
と言うわけで、たまには元気の出るお話を。
一昨日、専門店(飲食店)のお客様のところが、目標をクリアーされたことを
報告にみえて(というか、面談で明らかになったんだけど)じゃ、お祝いをしようと、
シャンパンファイト…をしたい気分だけど、お金がいくらあっても足らないので、シャンパンをあけて数人と喜びを分かち合いました。
1年前に、お客様から紹介を受け、本人曰く
「利益の り の字 もなく、ぼろぼろの状態」
を見事脱出!!
今期は、増収増益で終えられそう ということです。
1年前にたてた、目標をわずかに上回る結果でした。
途中で感極まって、涙を流してみえました。
(おい!ここで泣くな!俺が泣かせてるみたいだろ!!)
彼(彼ら)がしてきたこと。
・業績アップの邪魔をしている問題を特定した。
・その問題を解決する方法を皆で探した。
・計画をしっかり立て実行した。
ことぐらい(非常に失礼だが…)のことです。
と言っても、個人会員さんはほとんどこれだけだけどね。(笑)
しかし、非常にパワフルですぞ!!
補足…彼らは
・業績は必ずあがる と信じている。
・つらかったが、小手先ではなく根本的な問題に手を付けた。
・毎日同じことを延々と語り続けた。
ん…さすが、我が next door メンバー!!
具体的に何をしたかを簡単に言うと、
お客様の属性を、
何故こんな時代でも利用して下さるのかを良く観察して
3つの属性に分けた(これ以上は複雑になるので不必要)
要は、お客様の属性にあった、商品と価格を設定した。
特に、価値を認めて頂けるお客様を特定した。
このお客様は、少々高めの物でもオーダー頂ける。
特典をいくつかつけて、会員化し、コミュニティー化した。
このカテゴリーのお客様がしっかりとお店を支えて頂けたようだ。
お客様のニーズなどと難しく考えなくてもいい。
沢山使ってくれる人(人で関係性を縮めた)
そうではない人(いろいろな企画物で提案した)
安ければ買う人(安く上げる方法を示した)
に分けただけで、要は同じ商品でも値段を3段階に分けた。
その人が欲しいと思う物を欲しい価格で提供したということ。
それプラス、内部の改善もした。
方向性をテーマを掲げて、一本化した。
パートさん、アルバイトさんが何をすれば良いのかを特定したということ。毎日チェックシートを使い、出来たか出来なかったか、
自分でチェックさせた。
ポジティブな雰囲気造りを進めるために、サンキューカードを導入した。皆が、皆を褒め合うような環境を創った。
そして、超積極的に顧客満足指向なアクションを目指した。
運営的には、超短期の目標をいくつも立て、
いつまでに何をやるのかを、待ったなしにした。
時間の使い方をこちらから示したということ。
(人は宿題があっても、ぎりぎりにならないとやらない。
まじめな人は、もっといい方法があるはず…と仕事をアップさせない。)
その結果、効率がかなり改善した。
そして、全体の余力が出始めると、宅配を始めた。
同業者に商品のパーツを卸し始めた。
要は余剰の資源をお金に換えていった。
要はこれだけ。普通でしょ?
ものの本にも書いてあることばかり。
私は、整理して上げただけです。
すでに、来期の目標を計画中。
3年で200%以上を目指そう!!を合い言葉に、ステップを相談しながら作り始めてます。
何度も言うけど、
根本的な問題に手を付けないと、劇的な結果は出ないですよ。
必ず、業績は上がる。
そう、必ず業績は上がる。
毎日、シャンパンを開けられる日を夢見て、
(3日に一回でいいや しんどいから)
今日もせっせと企画書を書くのであった。
終わり。
太田流仕事の仕方:仕事のヒント/問題設定と解決
問題解決のためには的確なストーリーをもつこと。
このストーリいかんで、業績が上がるんかどうかが決まる。
●手帳が仕事や人生を充実させる!!太田流手帳術
前回のコラムはやたらとリアクションがあったので、少しびっくりしています。
そうだったのか…時間の使い方って、案外改めて考えることってないんだなと痛感しました。
そこで、相当気を良くして、続けて書いてしまおうと言うわけで、時間の使い方第2弾!!今回は、例の手帳の話です。
私の手帳は、びっくりされることが多い。
何故、そうなの?ってね。
逆に何故そうじゃないのって、聞きたくなるんだけどね(笑)
自分の手帳の中身は2種類しかない。
one to one note (太田オリジナル、機能別のリフィールを販売してますよ。でも宣伝じゃないから)
とスケジュールだけ。後はPCの中に入ってるから必要なし。
写真one to one noteだけど、字が汚いから、アップは勘弁してね!! 昨年の物の処理済みの物を広げてみた。
基本的には、一つの案件について、1ページに1件。
アポイントや、連絡等の忘記録的なものも含めて 決して、続けて書いたりはしない。
ノートに日付を入れて、埋めていくようには書いてはいない。
そして、システム手帳。
それは、優先順位の高い案件をいつも前に入れておきたいから。
何故そうしているか?
前はびっしり、続けて書いていたんだけど、
1日経って書き加えたいことがあっても、
次のことが書いてあるから 書き加えられないと新たに書く。
それが続くとどうなるか…どこに何が書いてあるのかもわからない。
関連性も消え失せるから、再度転記し直す…時間がもったいない。
そもそも、手帳に書くのは、
・何かを思いついたり、忘れてはいけないからメモをする。
(アイデア、外に行く時の持ち出すメモ、保存様のメモ)
・しなければならないことを書いておく。
(直ぐやる、いつかやる、計画等)
・打ち合わせの詳細。
ぐらいじゃないの?
何故書くのかを考えると
・忘れないため
・頭の中を整理するため
だいたいこうだよね。
じゃ、自分は何の為に手帳を使っているのか。
・スケジュールを忘れるため。
・やるべきことを忘れるため。
・どんな短い時間でも、仕事ができる様にする為。
だと思う。
???ですか?
そもそも手帳に書くのは、忘れる為でしょ。私はそう思ってる。
忘れないようにしようとすると、いつもそのことが頭に浮かぶから
PCで言えば、メモリーが一杯で、動きが遅くなる状態のこと
さてさて本題の時間の使い方その2です。前回は、時間の確保の方法は、前に書きました。
私の場合 週30時間を如何に、マネジメントするのかが大切だと書きました。
とにかくスケジュールは、空き時間が何処にあるかを整理するために使うと書きました。
少しの時間でも仕事ができる様にするには、
・何をするのかが決められていること。
・優先順位がつけられていること。
でしたね。
私が、何故この手帳の使い方をしているのか…
真ん中に一つ案件を書き入れると、相当の余白ができます。
ある意味、その余白を埋めることが、仕事なんだと考えているからです。
手帳に書き込む対象は、仕事のことばかりじゃない。
・気になっていること
・プライベートのこと
・勉強しなければいけないこと
等々
様々なことをカテゴリーに分けて書き込みます。
結果今のところ空いた時間を直ぐ使おうとすると、
手帳が一番だと思う。
いつか、ソフトウェアーを作ってやろうと目論んでいるけど
(絶対売れると思う。私はこのやり方で、相当効率が上がったし、
誰か一緒に作るの組んでくれないかな…)
今のところは、手帳が一番。
うまい時間の使い方をすると、
頭が活性化するから、間違えなく、脳みそが進化する。
頭が良くなるし、人生も仕事も充実する!!
ということだね。
太田流仕事の仕方:仕事のヒント/時間の使い方や手帳の使い方
時間を何に使うのか、あらかじめわかっていなければなりません。
手帳のポイントは、1ページ1項目、優先順位が高い方を上、空いたスペースを埋めるのが仕事だと思うこと
●時間の上手な使い方は先ず確保することから。太田流時間の使い方
12月は忙しい。というか、イベントが沢山ある。
忘年会もそのひとつだ。今年は少なめにしたつもりでも、
まだ、忘年会をはしごしないといけなくなることが何日かある。
12月 日本人はどうして(師走と言われるけど)気忙しいのでしょう?
翌月に回せることもあるのにね…
節目を大切にしてきた、昔の人からの習慣だろうな…
写真は、金山駅について、すぐに撮った
コンコースにある大きな時計。
さて、今日は時間の使い方について…
忙しい(気 がね…)12月にぴったりの話題。
時間の使い方にそもそも私がくどくど言うのは、
業績アップの基本だからです。
業績アップのための仕事術ってとらえて、順番に書きこんでいこうと思います。
その第一弾は「時間」の使い方です。
さて私の普段のスケジュール。
5:00 夜が遅かろうが、ほぼ5時に目覚める。
5:10 シャワーを浴びて目を覚ます。
5:30 食事をしながら(と言っても今バナナダイエット中だ
から、バナナなんだけど…)新聞を読む。
読むというか、見る。気になるところは、
デジカメに撮っておく。
この間、妻と、色んな話をする。
6:00 家を出る、駅に向かう。妻と色んな話を続ける。
6:09 大垣行き 普通電車の前から3両目、
右前扉の前から3つ目の座席の右側に座る夏は左側。
気になる本を読むか、デジカメで撮った記事を読む。
または、x案件(緊急案件)の対処を手帳に書き込む。
6:48 金山駅に到着 officeへ向かう
6:55 月曜と、木曜はゴミを出す。PCを立ち上げる、
ルイボスティーを入れる。
7:00 メールチェック 返信等 blog書き込み
当日のスケジュールと進行を確認
早朝ミーティングがある時はこの時間にスタート。
8:00 手帳の優先順位の高い案件から処理をしていく
9:00 早い時は 一回目の面談が始まる。遅ければ10時
11:00 手帳の優先順位の高い案件から処理をしていく。
ランチに行くのはクライアントがいる時だけ。
ほとんど仕事をしながらおにぎりを食べている。
13:00 セミナーがある時はセミナーを開始
または 2回目の面談
16:00 セミナーの時は、今日何食べる?的な話ばかり…
セミナーでなければ 3回目の面談
手帳の優先順位の高い案件から処理をしていく
17:00 セミナーの時は、懇親会に出かけるか、
officeでプチパーティー
19:00 4回目の面談、自分主催の勉強会がある時は、
この時間にスタート
20:00 懇親会終了。話し足りない時は、全日空ホテルの
30階のスターゲイトいうバーでおしゃべり。
21:00 4回目の面談終了。残務処理
その後は、色々…どの席が空くのか、勝負していたり(帰るってことさ!!) 飲み続けて、
終電を無くして、タクシーで帰ることもたまにはある。普段はこんな感じ
家に着くと、遅い夕飯を食べるか、気に入ったfoxのドラマを見ながら 本を読むか、してるうちに、日が変わり…寝ます。
そして、朝が始まる。
講演があれば、その会場へ行くし、
どうしても、現場に行かねばならない時は、行くし。
土日は、子供、学校関係他(PTA等、町内の役)、妻の用事がなければ、
平日と同じ…終日資料作成… かテーマにしている勉強か…
たまに休んで、家族で外食をするか、妻と買い物、食事を一緒に作って食べる。
ほぼ年中このパターン。ほとんどルーティン化されている。
時間がない、時間がないと言ってる人がよくいるけど、
物理的な拘束時間って考えてみると、私より忙しいというひとは今まで十数人しかいなかったと思う。
私的にはいわゆる平均的だと思っている。
なのに、皆さん時間がないとおっしゃる。
なぜ時間がないか…ゆくゆく話を聞くと時間が空いた時に、やることが決まっていないから…
さて、何やろう…って悩むだけで、空き時間は直ぐに終わってしまう。振り返ると時間がなかったと…
実はスケジュールで大切なのは、何時に仕事が入っているかではなくて、
どの時間が、空いているか…これが一番大切。
朝仕事が始まるまでの時間、移動の時間、仕事と仕事の空いた時間。
仕事後の時間。 これは、誰にでもあるでしょ。
私の場合、ゆくゆく探していくと通常毎日数時間もある。
平日5日間だと15時間程。忙しい時は、土日も仕事するから、多い時は週に30時間はある。
要はね、この週30時間のマネジメントが一番大切。
月に200時間強 一体何に使うかの勝負なわけさ。
だから空いた時間を見つけると、直ぐに仕事ができる状態にしておかないといけないわけですよ。
手帳を今の形にしたのは、いつでもどこでも、PCが無い時でもできるようにしておきたいから、そうしてる。
時間の使い方は、計画をたてるスケジューリングではなくて、空いた時間をコントロールする為に必要なんです。
業績アップのための仕事術。その1は先ず始めに時間を確保するなんです。
太田流仕事の仕方:仕事のヒント/時間の使い方
何処に自分の仕事をする時間が埋もれているのかを発見しないといけません。スケジューリングは空き時間を見つけるために必要不可欠です。
●Mr.「うちに来ない?」彼の時間の使い方は学ぶべきだ!!
セミナーが終わると、いつもメンバーと食事をするんだけど、
たまに、話が盛り上がっていると、食事に行くのも面倒くさくなって、
近くの「成城石井」で色んな総菜を買い込んで、プチパーティーをする。
写真は、全て写ってないけど、ワインや、生ハム、スモークサーモン、
オリーブ、ブルーチーズ、魚介のマリネ、パスタ、パン.ド.カンパーニュなどなど、
おのおのが食べたい物を、飲み物に合わせて、「これは合わない」「あれがいい」とか、
いつも侃々諤々話しながら、品定めをする。ま、この時間も、相当面白い。
昨晩は、食事後 1階のカフェへで「コーヒーをテイクアウトしてこよう」
というわけで寄ったんだが、テイクアウトはできずコーヒーの代わりに
ケーキを買ってofficeで食べていました。そんな時の話。
このご時勢各社売上が伸び悩む、むしろ急降下されている会社が多い中、
「もう、120%は続かないから、なんとかしないと…」
とフェーズ4を感じてみえる、メンバーの方がみえる。
そもそも、毎年120%成長していたら、そりゃ、いつかは止まるに決まってるんだが、
彼は、ターゲットを200%売上を上げることにして、チャレンジを始めている。
店舗を増やすのではなく、単店舗の売上ですよ。
(彼は、非常にユニークな方だから、本当は皆に会わせてあげたいほど…)
さて、そんな彼が、酔っぱらった時、自動販売機に向かって
「おい、お前は、文句も言わずよく働くな…うちへこない?」
と言ったとか言わないとか…そんな話題になった。
彼は今、200%を狙うには、人材が必要だと、思っているし、まさしくそうだと思う。
彼が、何故今迄売上を上げ、今後も売上を上げられる人なのか…実は、非常に単純な理屈なのだ。
彼は、目標を決めたら、その目標を達成するのに必要な要素を特定する。
(200%アップセミナーの必須履修項目だけど。)
そのあと、ひたすら、そのことに時間を使う。ただそれだけ。
何故売上が下がるのか…一番の理由は、経営者が売上を上げる為に時間を使っていないから。
ただそれだけ。
時間の使い方については、売上を上げるのに非常に大切な要素だからまた書くとして…
売上が落ちる会社は、会社全体で、売上を落とすことを続けている。
良心に返って考えればわかることも、儲けようが優先すると、見えなくなる。
売上を上げるには会社全体で、何をしなければ行けないのかを特定し、集中することが大切。
私は、ここをいつも指摘するし、最重要だと伝えています。凄い営業マンの本なんか出てるから、
一冊読むのもいいんだが、ここがマスターできれば、ほとんどの会社は売上が上向く。
夜も更ける頃、彼の隣のメンバーが、携帯灰皿とライターが一体化した、面白い物を持っていた。
そして彼はその物に向かって言った。
「お前使えるなー、うちにこない?」
この日から、彼のあだ名は決まった
Mr.「うちにこない?」
太田流仕事の仕方:仕事のヒント
彼の凄いのは、先ず時間の使い方です。未来にひとが必要だと思ったら、自分の仕事はひとの確保だ。いついかなるときも、忘れず実行をする。そんな彼も、未来を描いたからこそ、現状の行動が変わったんだということ。このことは業績を上げられるか否かに直接関わります。
●本の選び方そのものがあなた自身だと思う。太田流本の読み方:その3
久しぶりに本の話です。
今をさかのぼること一月前(汗)
1:何故速く読めるのか、速く読むこつ。
2:本の選び方、買い方。
3、本の並べ方。
1を書きました。
今日は2です。
1でのポイントは、何が欲しいかわかっているから、読むのが早いのだとお伝えしました。
2も関連することなのですが、私は基本的に、無造作に、無意識に、この本がいいからと言われて、本を読むことがありません。何かが知りたくて、あることを深めたくて、本を読むんです。ですから、ほとんど人にも紹介しません。
写真は、再度ゴールドラット氏(ザ・ゴールの著者)のことが知りたくて、アマゾンで8冊まとめて買って、届いた本です。
TOCの考え方はある程度、頭に入っていますし、活用も出来ているですが、完璧ではない。この際、しっかりと勉強しようと思って購入しました。
officeに来られた方で、
「何かいい本ありませんか?」
と聞かれることもありますが、いつも同じことを説明します。
「ここには、ほぼ経営に必要な知識や知恵が書かれた本が1,000冊以上ピックアップしてある。だけど、貴方が何が知りたいか、深めたいかがなければ時間とコストの無駄になる。本はただの文字でしかない。貴方が何が欲しいかで、その文字が知識にも知恵にもなる。」
と…
つまりは、欲しい物がなければ、本など読む必要もないということです。
さらにこういいます。
「では、この1,000冊をずっと見渡して下さい。必ず、目に留まるタイトルがあるはずです。10冊抜いて下さい。
そうすると、始めて、
「そうか、自分はこのことが知りたかったのか…」
とわかる ということです。
そしてさらに
「5冊に絞って下さい。その後読みたい優先順位をつけて下さい。」
そうです。それが貴方が今必要だと、もしくは欲しいと思っていることです。
なぜ、officeに1,000冊以上も並べたか…
本当はこのためなんです。
私は、タイトルと著者で本を買います。
1:何か知りたいことが頭に浮かぶ。(浮かばなければ買わない)
2:そのことが書いてあるタイトルのキーワードを書き出す。
3:本屋に行く、かアマゾンで検索し、キーワードが含まれるタイトルを何冊かピックアップする
4:購入する
5:その後わかりやすかった…等々、今度は著者で検索して購入する。
この繰り返しですね。
もしくは、
1:本屋にぶらっと寄る。もしくはアマゾンのDMに触れる。
2:タイトルが目に飛び込んでくる。
3:あ、私はこのことが興味があることなのね…と気付く。
4:関連本(著者を含めて)を探す
5:購入する。
です。
買い方は、中身ですか?と聞かれますが、
中身で買ったことはほとんどありません。ほとんどタイトルです。
このことを変えたことはありません。当然たまには外します。(笑)でも、ずっと続けていると。同じタイトルでも、これはだめっていう、知恵がついてきます。
始めに著者…と言うことは私の場合はありません。
著者(誰が言っているか)だけで選ぶと、かなり知識が偏ります。
(小説や、エッセイならまさしも)
ですから、タイトル(何を言っているか)を先ず優先します。
特に変化を求める人はなおさらです。
出版社もほとんどの場合きちんとマーケティングしてるんだから、表装やタイトルや帯なんかに、ものすごく買ってほしいというメッセージを込めるわけです。
そこを感じられたら買えばいいと思います。
トータルでみれば、タイトル(何)×著者(誰)ですがね。
ついでに、実はあとひとつ、出版社という選び方があります。
これはちと高度です。
私は、何故か「ダイヤモンド社」の本が多いことに以前から気付いています。(回し者ではありません。念のため 笑)
今は、ダイヤモンド社の本であると安心感を覚えたりもします。
まんまと、彼らのマーケティングにはまっているのですが…
ですから、オンライン情報も、ダイヤモンド社の物は必ず閲覧しています。
さてさて、
例えば、医学書のところへ行ってみて下さい。
心を落ち着けて、ふと手に取る本は…
貴方が、健康上で気になっているところだったりするわけですよ。
本屋に行くのは、アマゾンをキーワードで検索するのは、
実は、私の不安は何って、使い方も出来るんです。
ビジネス書の選び方。
知りたいこと、深めたいことのタイトルで探して買うこと。
(なければ買わない)
そして、たまにふらっと(何気なく)本の前にたつと、
自分が見えたりします。
一度、officeに遊びにきての本棚に前に立ってみて下さい。
貴方のことがわかる様に並べてあります。
次回は、その「並べ方」です。
太田流仕事の仕方:仕事のヒント/本の読み方
ほんの選び方のこつ。それは自分自身のとの対話なのだと言うことを理解できるかです。
●何故本を読むのが速いのか…太田流本の読み方:その2
私のofficeに来られる方で90%以上の方が、書棚を見て驚かれる。
本屋みたいだって…(実際は絶版ものも多くあるから、本屋以上なんだけど)
先月書いたように、別に集めているわけではなくて、気がついたらたまっていただけなのね。そこで
1:何故速く読めるのか、速く読むこつ。
2:本の選び方、買い方。
3、本の並べ方。
なんかを書こうかなと思って、ひと月がたったわけだ(笑)
1と2はどちらからでもいいんだけど、
今日は
1:何故速く読めるのか、速く読むこつ。
を書きましょう。
何故、そんなにビジネス書が多読できるのか?
この質問自体が、少し違うんだよな…そもそも、本を読むのが遅くて…とか、
ビジネス書はすぐに飽きてしまう…とかいうことは、私にはないんです。
何故か、そもそも、本を読んでいるわけではないからです。(笑)
正確に言うと、膨大な文字の中から、欲しいものだけをスキミングしている。見ている。探しているだけだから…
その前に、何故本を読むんでしょう?ビジネス書の場合ほとんどの人が、役に立つ情報が欲しいから…とかじゃないのかな?
私は、ただそれダケなんだけどね。
あることが疑問に浮かぶと、本屋に行くか、amazon.comで即刻思い当たる本を数冊(時には10冊ほど)買う。(本格的に読む必要があると感じたときは、2冊買う。一冊は、鉛筆で線引っ張って汚す。)
先ず、目次を見る。次に前書き、後書きを読む。
そして、最初から読むなんてことはない。きっとこの辺りに書いてあるだろうと、
予測をたてて、飛ばし読みをする。正確には見て探す。(1ページ1分もかけない)見つけると、PCに転記をする。
終わり。え?全部読んでないじゃんってか?見てますよ。最後までちゃんと。
要は、どんな情報が欲しいのかを始めになければ、自分は本などそもそも手にしないということ。
たまに、それ以外に、引っかかる部分が目に入ってくることもあるけど、ほとんどないね。
よく考えてほしい。何故読みたいと思ったのか…。
ポイントは、何が知りたいかを明確にしてから、読み始めるといい。
「ここは違う、ここも違う…」って凄いスピードで飛ばせるようになるから。
1500円、2000円で一つでも、なるほどと思えることに出会えれば、相当ラッキーなんじゃないのかな?
あっ、それから付け加えておくこと。
それでも、飽きることがないわけじゃない。だから、数冊同時に読みます。そうすると飽きないからね。
次は、本の選び方ね…
太田流仕事の仕方:仕事のヒント/本の読み方
きっとコロンブスの卵かもしれませんが、なぜ本を読むのかを考えれば、自ずとわかります。
●気がついたらたまっていただけ…太田流本の読み方:その1
officeの書籍です。
たまたま、自宅にスペースがもっと欲しいということで・・・(泣)
マネジメント系、マーケティング系、戦略系だけ、1000数百持ってきたというわけ。
コンサルタントだったら、普通かなとも思うけどね。
だいたい私は、一日1冊は読んでる。(1日一冊買っている訳ではない。何度も読むものも相当ある。)だから、非常に多読だとは思うんだけど。これは、別に意識して、そうしてる訳じゃなくて、そうせざるをえなかったから、つまり、勉強せざるをえなかったから、自然とそうなってしまった。ま、習慣のことだから、今はかえって、ホリック状態も言える。活字がないと寝付けない(これも泣)
さて、気がついたら本について、一杯しゃべることが できるんだよね。少しずつ書いていこうと思うけど。
ここはコンサルらしくアジェンダを作ってみる。
1:何故速く読めるのか、速く読むこつ。
2:本の選び方、買い方。
3、本の並べ方。
という訳で、今日はここまで・・・おい!!
●今度は社員さんとのジャンケン!!ジャンケンの話:その2
ちょっと今日は固い話。でも大切な話。
ライフサイクルの話を以前にしたと思うんだけど、
その時、社員さんとのジャンケンの話をすると書いてあったのを思い出しました(人ごとか…)
先ず社員さんや、P/Aさんとは社内では、どんな存在なのか…ということです。
誤解を恐れずにストレートに書きますが、私は、「内なる顧客」と考えています。
仲間だけど、顧客です。じゃ、お客様は?というと、「外なる顧客」で顧客だけど仲間です。
?????ってなりました?
先ず、私が考える会社の成長 について言及しておきますが、
成長できる会社というのは、「人が集まる会社」だと考えています。
集める ではなく 集まる です。
お客様、働く人が集まらないと、会社は成長しないでしょ?
お客様が集まる、楽しんで商品等サービスを利用して頂き、
定着して知人に紹介もしてくれて、永い期間多くのお金を使って頂ける…ことを考えるのがマーケティング。
またいつか書くけど、会社はマーケティング側は躍起になって知恵を絞るんだけど、
「内なる顧客」に対しては、ほとんど何もしていない。
働く人が集まり、楽しく働いてもらって定着して、知人にも働くことを勧めてしまい、
会社と自分の将来が一体化する…様にどうするかが、マネジメントだと思えばいい。
過去よりも、転職に対しての精神的ハードルは低くなっている。
自分に合っていない、とか自分らしさがでない、とか働きがいがないとか…
(今度書くけど、もともと会社の中には、好きな仕事とかやりがいのある仕事 とかは存在しない。在り得ない。)
とにかく、以前のように、転職を繰り返すことがどう思われるか…
(価値観が社会やコミュニティーにあった時代)ということよりもむしろ自分はどうなりたいか
、したいか(価値観が個人に帰属してるね。)の方が、重要視される時代だから、
人は簡単に職場を移動します。それを促す多くの会社が後押しをしているのは事実。
(そんな会社の利益を見るにつけ、卵が先か、鶏が先かはさておき、ため息が出る…)
ま、自分を一番高く買って頂ける(価値を認めて頂ける)会社に行くのだ!
という猛者もいれば、自分探しをずっと探してる、自分探しジプシーのような方も大勢みえる。
さて、そんな時代だからこそ、お客さんとのジャンケンの話を思い出してほしいんです。
採用時は100%会社側の勝ちですよね。
だって、負けなければ(たまに負けたふりをする輩もいるけどさ…)会社に入れないものね…
そして、慣れてくると、あいこ になって、
そのうち愚痴がでたり、嫌になって、隣と比べたりして、完全に会社側が負けた時、人はいなくなります。
本当は、喜んで負けてくれる人が、この会社でもっと働きたいって人が、沢山欲しいよね。
お客様同様にね。もちろん会社次第だけどね。
極々単純なことです。会社は、「内と外の顧客対して」同じことをすべきです。
ま、前提条件として、会社は 会社、働く人、顧客の三つ巴で創られていくという考えを私は持ってるからね…
顧客の意見を取り入れない会社は続かないし、意志のない会社も人は寄らないし、
働く人の意見を尊重しない会社は、やはり 人は去る。人がいなければ商いなど続くはずが無い。
「商いは人だ」と言われる所以ですね。
今時、働く人のことを使用人のように考えて見える方は少なくなったけど(でもたまにいるんだよな…)、
お客様とのジャンケンと同様、働く人とのジャンケンも一度考えてみてよ!!
太田流仕事の仕方:サービス業の教科書/マネジメント
会社の成長の制約条件は、ひとが集まること。お客様もしかり、働くひともです。
決して集められる会社ではなく、集まる ことです。どうしたら自然とひとが集まるかを考え実行することです。それが太田の売り物論です。
●ジャンケンなんだよ!!マーケティングは!!ジャンケンの話:その1
ライフサイクルに沿って戦略を練るとというライフサイクル戦略の考え方は非常に有効だと思う。
うちの会員の方々には、ことあるごとに、何度も、何度も説明をし、理解して頂くように努めているんだけど。
すごくシンプルなんだけど、言葉だけだと、なかなか伝わらない。
まだまだ、自分の力不足・・・
ライフサイクル戦略とは、一般的には、導入期、成長期、転換期、安定期というように、会社やお店の推移を、商品の一生や人の人生になぞらえて、それぞれの期間の特徴を示し、アクションを絞り込んでいくやり方で、それぞれを 春 夏 秋 冬 になぞらえるコンルタントのかたもいる。
私は と言えば、期間のことを フェーズ(期間、時間のひとくくり)として説明している。フェーズを1〜5まで分けて、それぞれのフェーズごとに、マーケティングとマネジメントのすべきことを限定して伝えている。
どんな業種でも何をするかは、ほとんど変わらないから、覚えて実行しさえすれば、絶大な効果があると思う。
しかし、難しいところもあるんだよね…どこが境目かということは…当の本人でさえ、気付かなかったりする。
本当は、全体の客数の上限や、顧客数の割合で決めるんだけどね。
で、わからない人には、私はこう伝えることにしている。
ジャンケンだと思えばいいと。お客様からすると逆ジャンケンだと。お客様は、ジャンケンで大負けするのが楽しみにお店にいくということ。
例として、わたしはスタバが好きなんだが、行くと、
「あ、新しいカップだ… あ、新しいデニッシュだ…」
といつも使いすぎてしまう。が、全く後悔はしていない。
じゃんけんで言えば、私はいつも、完敗しているわけですよ。
勝てないだな これが・・・でもまた、ジャンケンしに行ってしまって、勝負するわけ。負ければ、負けるほど、もっと勝たせてあげたいという変な逆ジャンケンだけどね。
しかし、あいこになったり、勝ち始める(ん?って思い始まる)
と少し足が遠のくかもしれない。
要は、お店の側からすれば、完敗してくれる、喜んで勝たせてくれる顧客をどれだけ持てるかが、今後の商売の分かれも何だけどね。
お店をゆくゆく良く見ていると、
「ん?近頃変だぞ・・・」
って感じることが増えてくると思うんだとおもうんだけど、
例えば、一つの例として今まであまり出なかったクレームが出始めているとか・・・
これなんかは、元々あったクレームだけど、
フェーズが浅いと、クレームとして顕在化しないんだよ。
今その時点と以前お客様が利用して頂いていた理由が違うから。
フェーズが浅いと、当然お店の存在そのものが来店理由になるから、気に入って頂いた方は、評価が甘くなるわな。
「ま、これぐらいはって…」
慣れると、当然目が肥えるんだよね…
要は、今まで、順調にお客様が来店して下さっていたのに
(お客様に対してのじゃんけんは、大勝ちの状態)
何か違う…あれって思うわけでしょ?
この時はきっと あいこ なんだと思う。
このあたりから、 対外負けが込み始める・・・
売り上げが停滞、減少し始める。
要は、じゃんけんで あいこ の時は、大きなフェーズの終わり頃で、
負けを感じ始めたら、フェーズが完璧に変わったと思った方が良いということですよ。 お客様側からみれば、 今までと同じ満足度では来店理由がなくなるということ。
利用して頂ける理由が変化したお客様が、かなりの割合で増えきたということだね。
簡単に、
「何かつまらなくなってきた…(簡単に勝ってしまうから)」
と 何となく行かなくなる。
「今度はどこのお店に勝たせてあげようかな…(どのお店がはまるかな…)」
と思うようになれば他のお店を探す。
お客様が勝ったら逃げていく、勝ち逃げジャンケンだよ…ということでしょ。
ちょっと考えてみなよ。今、お客様とのじゃんけんどうなってる?
実は、これ、社員さんとのじゃんけんもあるんだよね・・・
思いついたら次回ね。
●人智を尽くされた標準作業はもはやアートの領域だと思う。
この週末も東京にいました。
仕事柄、新幹線にはよく乗るんですが、到着した列車が乗客が全て降車したのを確認して、
社内清掃と点検が始まりますよね・・・写真で見るような光景をみられた方も、大勢見えるでしょう。
普段から、早いなーとか、手際がいいなーとか思ってたんですが、
昨日をある光景を目撃してから、んーと考えさせられました。
実は、普段ほとんど女性が作業にあたられているのですが、右の車両(写真の車両)は女性、
左の車両は何故か上司風の男性でした。
(シフトに穴があいたのか、突発的に人手が足らなかったのか分かりませんが)
作業が両者ともほぼ同時期に始まりました。
ほー上司だから、きっと早いんだろうな・・・と思いきや・・・よく見ていると、手順が違う・・・何か、思いつきでやっているような・・・それに、やり直しが多い。いかに、普段はやっていないのだろうと、想像するにかたくない作業ぶり(笑)。終了するのは当然圧倒的に女性の方が早い。普段から見ているので、男性のそれを見て、直ぐ違いに気づいた。
女性の作業は、流れる様に進んでいく。
また、どの女性も同じ方法、同じ手順で行われているから、マスゲームを見ているようなんだよね。
余分な動きがなく、シンプルで美しくさえある。アートだとも思う。
マニュアルで、動いてるんじゃないの?
なんて、思うかもしれませんね。当然そうなんでしょうが、
これは、マニュアルをきっと超えている。
きっと、作業そのものは進化し続けているんだろうと思う。
何故思うのか、一つは何年か前よりも、新幹線のダイヤが過密さを増していて、作業時間の圧縮は、至上命令だと思うから。
後の部分は、その美しさから。
私は、標準作業、や基準作業(別にどんな言い方でもかまわないんだけど)をばかにする会社は、伸びないと思っています。
ある有名な車メーカーでの有名なエピソード
タイヤを取り付ける作業をしている社員さんに対して、
「君の仕事は、タイヤを取り付けるという作業ではない、
その作業を通して、如何に早く、効率よく、ミスなく、コストを如何にかけずにできるかという知恵を出すことだ。
作業だけなら、機械でもできる。」
と、のたまわれたそうだ。
女性の作業は、きっと、いくつかの知恵の結晶なのだと感じる何かがあるんだよね。
作業を進化させなければ、仕事ではない。
よく言う、作業は終わりがあるが、仕事には終わりがない・・・
そういうことだと思う。
数年後は、もっと進化しているんだろうな。
一つ残念なのは、上司風の男性。
何故、標準作業の手順通りしなかったのか・・・
現場につけば、上司も、部下もないはず。
その方が早いのに・・・
サービス業には、いろいろな意味で
標準作業が必要だと私は考えています。
マニュアルは、個性を阻害する・・・とか言う方も多いが、
マニュアルごときで、埋もれてしまう個性なら、
そもそも、そんなのは個性じゃない。
皆と同じことをやっていても、にじみ出てくるものが、個性じゃないんですかね。
標準作業は何故必要なのか、
それに、個性の話はいずれするとして・・・
人から見て、美しいか・・・
飲食店で言えば、掃除や、皿洗い、バッシングなんかは、その部類だろうね。
単純作業をアートに変えるには徹底したこだわりがいる。
そんな姿にでくわして、人は感動を覚えたりする。
ディズニーランドなんかも、その部類だろうな。
F1のレース中、ピットインした車に行う作業の
ピットクルーの動きもそうだろう。
あなたの会社の単純作業は、美しいだろうか?
私はそこから、そこの会社の未来を感じることは、なんどもある。
太田流仕事の仕方:本質を知る/本質を知るためのヒント
やりきっていることの大切さです。ある臨界点を超えるとそれは、ひとに響く様になります。
エネルギーを感じます。それがカルチャーと言うことではないかな。
●習慣化は武器だと思う!!
写真は、冬に毎日見る光景。
いつも国道19号線の歩道橋を渡る時、そのタイミングでいつも(名前はわからないけど)
南から北へ飛んで行く鳥の編隊(?)にでくわす。
何故か、歩道橋を渡るときなんだよな…
何度も続いているんで、思わずパチリ。
彼ら(鳥)はすばらしいね。時計など持ってるはずもないのにね。
人も動物と言う視点で考えてみると、体内時計を持っていると聞くから、
鳥ならば当たり前か とも思う。
コラムでもよく習慣化の話をするのだけど、
習慣化によって量が質を生む、数が本質を見る目を持たせる…なんてよく言われます。
何度も、何度も同じことを繰り返していると、いつの間にか人とは違う何かが身に付きます。
ある違う次元が見えてきたり、感じてくる様になります。
勘と言う領域だったり、観と言う領域ですよね。
私自身は、進化をクレドにしているけど
言ってることがちぐはぐだ、なんてたまに質問を受けることもあります。
習慣化と進化が相容れない様に感じられてしまうんでしょうな。
屁理屈かもしれないけど、進化を習慣化している(笑)ということなんだけどね。
今日は少し同じ習慣でも違う話。
習慣とは、辞書的意味は
「学習によって後天的に獲得され、反復によって固定化された個人の行動様式」
どうも心理学の用語らしい。
顕在意識を使わずに、潜在意識まで行動レベルが浸透した状態だと私は考えています。
要は自然と出来る様になるということです。
習慣化された方が、何しろ早くて正確。
利益額創出の経営の時代には必要不可欠のスキルですね。
ちなみに、売上は広く人、物、ことと付き合うのがこつ。
利益は深く付き合い、効率を目指すには早く、が基本ですよね。
人の行動というのは
FEEL(何かを感じて)→ THINK(何かを考えて、思って)→ BE(そんな人になって)
→ DO(だからそんな行動をして)→ RESULT(その行動が結果になる)
こんな連鎖があるわけです。
感じるというのは、自分で意識して出来ません。
ですから私は、意識や考え方のアンテナだと考えています。
何かを思っているから、考えているから(顕在でも潜在でも)
快、不快が感情としてわき起こるわけです。
つまり、簡単にすれば
THINK(何かを考えて、思って)→ RESULT(その行動が結果になる)
と なり、思いは実現する とかいうことになるんです。
3流の経営者(上司)は、結果だけを口にする
2流の経営者(上司)は、行動を気にする。
1流の経営者(上司)は、人となりのことを言う。
最高の超1流経営者(上司)は考え方にこだわる。
ということになるんです。
だから、経営者(上司)は、
今の時代如何に利益を出すかの基本的な考え方を持っていないといけないわけです。
そして、その正しい考え方を潜在意識まで浸透させて、習慣化すれば良いんです。
PCのハードディスク(潜在意識)にOS(考え方)をインストールするイメージです。
時代によって、OSはアップデートしますよね。WIN XPからVISTAに書き換える様にね。
(以前コラムで「当たり前」が時に変化の邪魔をするということを書きました。
邪魔をしているのが、古くなったOSだと考えれば良いんです。
私のクレドはこのことを大切だと思っているんです。)
習慣化の具体的な方法は、長くなるから、次回に回すとして、
私は、やっぱりコンサルタントとして、いかに考えるかを大切にしています。
そしてその考え方が習慣化されれば、自然と業績は上がると考えます。
何しろ超1流を目指したいので(笑)
皆さんには、いつも言います。
業績を上げたければ、上がる(上げるではない)考え方を習慣化しろ!と。
どう考えれば良いのかを、結構コラムには書いたつもりなんだけどね。
(いまさら、えっ?どこに?なんて言わないでよ)
鳥はきっと、生き残るために、そんな行動を習慣化してるんだろうね。
ていうか、本能だわな(笑)
太田流仕事の仕方:仕事のヒント/業績アップのために正しく考える
業績を上げたければ、上がる(上げるではない)考え方を習慣化するのが一番自然な業績アップのこつ。先ず、トップから、そして働く方全てへ浸透を図ることが大切
●サービス業は結局物売りじゃなくて人創りだってことを気づくべき!!
写真は、山形の有名な三元豚(この豚も相当旨い)をさらに進化させた、米沢XBという豚です。
クライアントの単店舗200%売上達成のためのクレド完成祝いに、旨い物食べにいこう!
と言うことで、共通の友人を呼んで、名古屋駅の近くにある、米沢XBを専門に扱っているお店へ、
豚しゃぶを食べにGO!!
旨かった!!こんなきめ細かい豚は初めてだ。下手すると、変な和牛より美味しい。
とにかく口溶けが凄い。なくなってしまう…。聞けば、その脂の融解温度は体温よりも低いそうだ…
マグロのとろと同じだわ!!
さて、今日は豚の話ではない。
ある時「強化商品を設定して、販売数倍増させました!!」
と言われたことがあった。
「それは凄いね!!」
なんて にわかに 太田が言うわけない。(笑)
売ったのは立派だが、
少し視点が違うんだよな。結果売れた なら良い。
商いの基本は物を売ることではない。
その物やサービスを,ひいてはお店や会社を愛して下さる「お客様をつくること」なんだ。
と言う視点があったか?ということ。
どんな商売でも同じだが、ここは外してはいけない。
売れる物を創るのではなく、買って頂ける個客(ファン)を創るのだ。
この視点、ま、考え方と言っても良いだろうけど、が必要です。
物を売ろうとすると、売られる側が人であることを忘れてしまう。
そこに、人がいることを忘れてしまう。
まず、個客を創る。
個客とは、何度も、何度も会社やお店を利用して頂ける状態にある特定ができるお客様 のこと。
知らない人よりも、知っている人の方が、個客側から逆から言えば、
知らない人からよりも、知っている人から買いたいと思うのは当たり前のこと。
要は、お互いに知っていると言う状態を如何に創るかが一番大切。
単純なことだけど、ほとんどのお店はやっていない。
だって、物を売ろうとしているから…
販売の企画がうまく行く会社と、うまく行かない会社があります。
違いは、その個客がいるかどうか…と言うことダケです。その数の違いです。
太田がマーケティングの成果が出やすいのは、その為(だけとは言いたくないけど(笑))
DMでも、販促でも、反応率が良い顧客をターゲットにすれば、良い結果になるに決まってる。
だからこそ、常日頃から、会社やお店のスタッフ全員が、
先ず個客を知ることを常にやっていないといけない。
物販でも、飲食店でも、1商品、サービスのみでお客様を呼べるにこしたことはない。
だけど、始めからそうなりっこないと言うことを理解しないと。
商品だけで、儲かっているお店って、何%あると思います?
商品の開発はとても大切。だけど、それは、その商品を通じて顧客を創るのだ!!
と言う考えは、忘れてはいけない。
で無ければ、単なる流行のお店、で終わってしまいますよ。
美味しい米沢XBは美味しかったが、担当された女性が、
一人の友人に対して、
「先日はありがとうございます。」
といきなりお店へ入ったとたん、笑顔で言われた。
そして私にもまるで、いつも来ている個客の様に、接して下さった。
さらに、この豚の美味しさを知ってほしい…という情熱を端々に感じた。
米沢XBという武器(?)は持ってはいるものの、
この方々(我々)に顧客になってもらいたいと言う光線はかなり強かった。
一応好印象!!
でも、次に行った時、きっとそのお店の個客になれるかどうかがある程度決まると思う。
今はまだ、私は、美味しい銘柄豚を扱っているお店。としか記憶しないと思う。
まだ、良いお店だよ…とは言わないだろうな…
何度もそのお店を利用しようと思うと、商品だけでは行かないでしょ。
「私はその豚を知っている。」ということはファッションみたいなものだから…
物で勝負したいのなら、物を売る土俵で勝負することになる…。
ま、資本があるところには勝てないよ(笑)
●日本人の消費は新10人1色?今後のマーケティングのひとつのヒント。
このアイコンをみて、「あっ!」てわかる人は、相当使ってる人だね。そうです いわゆる 「はてブ」、はてなダイアリーです。
2ch化しているとか、色んな批判もあるようだけど、私もちょくちょくのぞきにいきます。
近頃面白い現象があったんです。「web進化論」の著者で ネットの世界では、著名な 梅田望夫さんが、ある著書の書評を書いた。(彼ははてな取締役なんだけどね)
その書評に対するコメントに少し切れたのか、「はてぶのコメントには、バカなものが本当に多すぎる」と書いたから、さー大変…
ブログが賛否両論で、炎上したというわけ…
ここまでは、よくある話なのかもしれない。
だけど、やっぱりそうなんだ…と思えることは、このブログのことでないんです。
彼がある本を紹介したのは7日。そして翌日アマゾンの売上で和書1位に躍り出た。
おいおい、ま、物が売れるのはいいんだけどさ…
一時、というか、自分が子供だった頃を考えると、着ている物も、持っている物も、そう大差はなくて、(要は選択肢が少なかったんだろうね)少品種大量生産、小商圏消費の時代があって、その頃は、10人1色だったんだと思う。
それがいつか、10人10色だ!なんて「個」を強調するような、一人一人の好みが変わってきたなんて言われて、ライフスタイル消費なんて言われていた頃を思い出した。当然、多品種小ロット生産大商圏消費なんて感じでしょ。
その次に言われたのは、1人10色で、「個」がシチュエーション毎に使い分ける時代で、食事は普段コンビ二でも、ヴィトンのバックはローンを組んででも買う。いわゆる、一歩進んでライフスタイルという属性で分けるのではなく、「個」それぞれをきちんととらえないと物が売れない…その人にあった(オリジナルな)物を提供しないとだめなんだ、という時代。多品種超小ロット生産、ネット、グローバル商圏消費だったんだろう。ロングテールが大切なんて、ついこないだまで言われていた。本来の意味のセレクトショップなんかもそうかな。
そして、また、きっと1人10色の時代。今度は新1人10色。コンビニなんかでは(特にセブンイレブンの売り方を見ているとそう感じるんだけど)もうずっと前から気付いているのかもしれない。あるきっかけに、一気に消費が動く、そして直ぐに引いてしまう。商品のライフサイクルが極限まで短くなってきている。
きっと多品種超小ロット超スピード開発生産、欲しい時に欲しい物を買いたい場所で、買いたい買い方消費なんだろう…
これには、自分らしさを追い求める故の 心の、感情の消費の側面と、進んだIT関連システム、行くところまで行く という経営側の開き直りにも似た 覚悟が透けて見える。
だから、ユニクロは生産購買のリードタイムを短くする為に(もちろんそれだけじゃないに決まってるけど)SPA(製造小売り)に変わったのかな…いや、変わらざるをえなかったんだろうな なんて思ってみたりする。ロックフィールド(デパ地下のお惣菜)なんかもそうだね。そう考えると、今利益を出している企業なんかの共通点も見えるでしょ?
本当に大変だ…なんて思ってしまうんだが、太田はどこに着目しているかいうと、この、はてブ発の消費、ついこないだの、ミクシー発のバナナダイエットに対する、バナナが一時売れたこと。
思いっきりテレビでみのさんが「これなんですよ!!」と言ってココアが爆発的に売れたこととはかなり違うことをお気づきだろうか?
私は、低迷する小売り、サービス業(ちょっと大上段から、上から目線で言うけど)は、この消費パターンを自社に組み込むべきだと思っている。これは結構いけると思っている。ひょっとすると、これで業績が回復するところが出てくるかもしれない…
ヒントは「コミュニティー」とか「場 」とか「系」とか です。私は、この新10人1人型消費を、コミュ二ティー消費と言っています。
経営をマネジメント、とマーケティング両面から根本的にそこに 合わせて変化させないともう生き残れないのだろうと感じています。
この太田流ノウハウのサービス業における成功事例が、クライアント(お客様)のところでぼつぼ出てきたから、もう仮説ではなくて、検証して、ルール化して、伝播していこうと思います。
今後機会を見て、書きますね。
太田流仕事の仕方:サービス業の教科書/マーケティング
今後のマーケティングのキーワードの1つは「コミュニティー」だと思います。ますます、物から心のマーケティングに進化させないと、顧客は離れていくでしょう。
●ブランドとは一体なんだ?
今日の午前中は、新たに社員さん向けのセミナーの企画を話し合うために打ち合わせをしていました。
そこで、ブランドの話が出てきました。
ある商品をブランド化したいと…そのブランド化のためのアクションをセミナーの中に組み込みたいと言うことでした。
さて、ブランドって何でしょう…きっと思い浮かべるのは、高価な装飾メーカーだったり、バックのメーカーだったりするでしょうね。
ま、一朝一夕には出来ないことは皆さんわかってみえるんでしょうけど…
ブランドっていうのは、デザインがかっこ良くないとブランドって言えないんでしょうか?
私は違うと思います。ブランドって言うのは、本質的には見た目の問題じゃないと思います。
ブランドと言うことに関してはものすごく深いテーマになるから、
今回は触りだけ、始めに何をしなければならないのかを書きます。
ヒントは、顧客側からの視点です。
要は、どれだけその会社の商品サービスを愛して下さるかと言う視点から考えると言うことです。
売り物論的に言えば、頭の中のカテゴリー情報ボックスの中に、その会社の商品サービスしか入っていない状態です。つまり、それしか選ばない状態と言うことですね。
つまり、ブランド化の始めは、愛して下さる方を如何に創るかが鍵になるわけです。
愛して下さる方ですよ。愛して下さる…
従って何をするか…愛して下さる方を多く創ることです。単純ですよね。
沢山いなければ、ブランドなんて呼ばれませんからね。(笑)
ま、多ければ多いほど良いかと言えばそうではないのだけど、
言い換えれば、誰でも手に出来る状態でもまずいわけです。
ですからブランド化は顧客にとっての価値の最大化と考えればわかりやすいかな。
そして、多くのひとに選ばれるためにはその商品とサービスは少し尖っていることも大切。
難しい言葉で言えばUSP(ユニークセールスプロポジション)
って言いますけど、(太田流に言えば売り物)
・他とは明らかに違う
・この商品サービスしか経験できない。
・今までにない
と言うメッセージがきちんと伝わっていないといけません。
写真は、アップルのロゴですよね。ほとんどのひとがわかる。
しかし、ウインドウズを使ってみえる方にとっては、ほとんどの人が…
わくわくもしないだろうし、至極「クール」(醒めて)に感じるんではないでしょうか?
私は、アップル派だから、ウインドウズのひととは違う感情を持つわけです。
・他のpcとはデザイン性が違う。
・アップルでないと経験できないソフトがある。
・比べる物がない…
だから私にとってはブランド足り得ます。
デザインがしっかりしたロゴやマークやグラフィック等は、
顧客の商品サービスに対するロイヤルティー(忠誠心)のシンボルなんですよ。
そのシンボルを見るだけで、商品やサービスを持つ喜びが思い出されてくる。
逆に、そう思うひとにとってだけがブランドだと認めるわけです。
本来はそのためにデザインをかけるんですけどね。
アップルを持つことは、「クール」(かっこいい)だと思ってほしいから、(と思っているけど)
当然ロゴアイコンもそうなるわね。
ブランド化は、マーケティング的に言えば、方向性の1つだし、
すすめることもしていますし、まだまだ書くことは沢山あるけど、
先ずはひとが真ん中にいないブランド化は単なる、魂の入らない、会社の自己満足のシンボルになっちゃうよと言うお話。
●チーズとお客様目線との深い関係!!?人って厄介だな…
今年のボジョレーは飲まれましたか?
輸入量もピークと比べれば、半分近くに減ったとか…
ま、それが普通だろ…とか思うんだけどね。
毎年誰かにボジョレーって美味いですか?と聞かれるんだけど…
ボジョレーはボジョレーの味だよって言うことにしてます。
また、ヌーボーはヌーボーの味。
醸造法も、他のワインとは違うし…
ま、日本人の初物好きと、お祭り好きに美味くマッチしたって感じですな。
で、ワインと言えばチーズ。
写真はというと、ゴルゴンゾーラ…世界三大ブルーチーズの一つですよ。
私の大好物です。今日はチーズの話です。
チーズと言えば、発酵食品の最たるもの内の一つですよ。
今日の話は、この 発酵についてです。
ところで、似たような言葉で、腐敗なんて言葉があります。
どう違うか知ってますか?
実は、私は中学の時先生に聞いて、教わりました。
先生曰く
発酵と腐敗は菌とか酵母とかのレベルで見るとそのメカニズムはほとんど何も変わらないんだそうです。
じゃなにが違うのか、人間にとって有害か無害か…だけだそうです。
もちろん、その道の方に言わせれば、いろいろあるんでしょうが、
もう少し突っ込むと、人間にとって 有益か無益か ってことじゃないかな と思うんだよな。
人間にとって有益なら発酵、無益なら腐敗。
菌とか酵母のレベルで考えれば、実にいい迷惑だよね。
お肉の世界でも、エイジングとか熟成とか言う言葉がありますよね。
じゃ、どこまでが熟成で、どこまでが腐敗なのか…
これも同じですね。
さて、お客様目線とか 言う言葉があります。
実は、この言葉も 発酵と腐敗との関係によく似ていると思います。
ひとは、自分の都合の良い様に解釈をする生き物です。
お客様目線を語るとき、いつもこの腐敗と発酵のことを思い出して欲しいんですよ。
自分の都合のいいように解釈していないか…とね。ポジティブにとらえよう!!
なんて言うときともかなりニュアンスが違うでしょ?
先ず、リアルに現実を観ることです。
お客様をしっかりと観ることです。見るじゃないですよ(笑)
自分にとって都合がいい様に解釈をすると、本質が捕まえきれないでしょ?
あのひとは良いひとだと言う時も気をつけないとね。
自分にとって都合の良い人だから、良い人と言っていることもあるでしょ?
あのお客様は良いお客様…イコールお金を沢山使ってくれるひとのことでしょ。
良いも悪いも実はお客様には変わりがない。
会社にとって良いお客様って、誰のことでしょうね?
会社にとって良い社員さんって、どんな方のことなんでしょう?
こちらの 良い の部分を見直したり、はっきりさせたりすると、関係性が変わることがわかりますよ。
太田流仕事の仕方:仕事のヒント/本質を知るヒント
ひとははいつも、言葉の意味を自分の都合の良い様に考える傾向にあることを知るべきだ。
お客様にとって良いことが、必ずしも自分に都合が良いとは限らない。
売れるものと売りたい物が往々にして違うのもその為だ。いろいろな意味でブレイクスルーをしようとすれば、当然、お客様を優先しなければ、業績は上がらない。
●まだま工夫のしがいは沢山あると思うよ。
これなんだかわかるかな?もう見た人もいるだろうね。
そう、x’masバージョンのクロックス。
皆一足は持ってるかもしれないね。
かく言う自分も、自宅と、officeのスリッパ代わりに、内履きで、
そして、気に入った色の物を、外履きで全部で、3足持ってます。
でも、今日は、クロックスそのものの話じゃありません。
緑のクロックスと赤のクロックスはもともとあったものだろうけど、
あるストーリーをもとに組み合わせると別の意味、ストーリーが生まれる…(私は、編集 と言っているけど。)
ある物を、あるストーリーをもとに組合わせると
(アソートメントと言います。)別の売り物になって、
価値が向上することがあります。
ま、太田が得意にするところだけども(笑)
小売り業の人なら、
テーマ別の売り場 もしくは売り場にテーマを持たせる
なんて表現する人もいると思います。
要は、物の組み合わせを工夫することで、
飲食店ならメニューの組み合わせ、売り方等を工夫することで、
お客様は もの そのもの価値 以上に、
ライブ感(使っている時の状態を想像すること)を感じて、
購買動機につながっていくということですよ。
緑のクロックスと赤のクロックスだけでは、
そのもの以上のライブ感は感じないかもしれない。
ライフサイクルのことを書いたときにも
(少し加筆修正したので読み直してくださいね
10/16 ジャンケンなんだよ!)触れたんですが、
クロッスクそのものを持っていない時は持つことそのものが、
はいている姿そのもののライブ感を持つことが、
購買動機につながったはずです。
でも一足持つと、通常は、違う色が欲しい…となるはず。
(1足でいいやと思った人は、それで終わりだけどね。
私は、いやーこの履き心地は相当いいと思ったので、
3足も買ってしまった。)
お店はこの辺りから、
顧客に対してジャンケンで負け始めるんですよ。
だから、いろんな形のものを作ったり、
色を増やしたりするでしょ?
でも次第に売り物度(今度書きますが、買おうとする動機の鮮度のこと)はがた落ちです。
そんなときこそ、この組み合わせを工夫して、新しい意味を、
ストーリーのライブ感を感じさせてあげる時なんです。
ピンクのトイレットペーパーの話をすることがあります。
ピンクのトイレットペーパーだけでは、
そのものが本来持っている基本機能
(トイレットペーパーとしての機能 その機能についてはこれ以上書きませんが(笑))でしかないかもしれない。
トイレットペーパー売り場で売っていてはそうでしょう。
しかし、例えばですよ、ピンクの便器を置き、ピンクの便器、便座カバー、ピンクのマット、パーパーフォルダー、タオル等々をディスプレーしたらどうです?
ピンクの花なんかとか、かわいらしい置物なんか置いたりして… するとね、突然、ピンク好きの人にはたまらないライブ感が生まれたりしませんか?
同じピンクのトイレットペーパーでも、トイレットペーパー売り場のときには、
ターゲットがトイレットペーパーが欲しい人がターゲットだったのに、ターゲットも変わってしまうよね。
このことが、ものを再編集する楽しさにつながっていくんです。
仕掛ける、売り場の人たちも楽しめる。買う人も楽しめる…。
ここを、時流に合わせたり、季節に合わせたり工夫をするんです。
売り場にライブ感を作る(臨場感を体験させると言うことかな)
とはそういうことです。ものがあふれる時代こそ、必要なスキルではないかと思います。
で、私は x’masバージョンのクロックスを買うか…私には、ライブ感を感じられなかったから、買いませんでした。あしからず。
でも買う人はいるんでしょうね…
私なら、もう少し工夫するかもしれないね(笑)
太田流仕事の仕方:サービス業の教科書/マーケティング
価値とは何かです。売り物化と言いますが(太田独特の用語)どうしたら、価値を上げることが出来るか…ですね。今回はライブ感です。ライブ感を感じることとは、お客様にリアリティーを感じてもらうこととお客様の感情が動くこと のかけ算です。
●カップの向こうに透けて見えるもの…目に見えないけど感じる何か…
私は、結構スタバ好きでして、officeのカップとコーヒーはスタバのものです。
コーヒーマシーンもスタバです。(office開設の折りお客様から頂いたもの)
officeのキッチンの色もカーテンもスタバのグリーン。テーブルはスタバがそうである様に、濃茶です。
(この物件を決めたのも、グリーンのキッチンの色をみて決めたとか、決めないとか…)
人にプレゼントを贈る時も、コーヒーが嫌いな人以外は
スタバのカップやポット等々を贈ることが多い。
アメリカのスタバは調子が悪いみたいだけど、日本は一応踏ん張っているみたいですね。
お客様に言わせりゃ、
「なんであんたはスタバの商売のアシストをしてるんだ?」
「スタバの回し者か?いくらもらってるんだ?」
等々、愛情たっぷりの誹謗中傷は絶えないわけです。
ま、以前ジャンケンの話をしたんだけど。私はいつも大負け状態ですな。
写真は、今年の x’mas バージョンのトライアル(試飲)カップです。
いつもの様にカップを物色していると、
「何かお探しですか?」
「今日のコーヒーは○○です。お試し下さい」
と言って持ってきて頂けるから、コーヒーを飲みながらどれにしようかな…
と遠目で見ているところです。
何回も通っているから、一部のスタッフには顔を覚えられてはいる。
しかし、全てではないと思う。が、ほとんど
「今日のコーヒーは…」
と言って持ってきて頂ける。
妻が行った時もそうだから、いつもそうしているだろうな。
スタバはなぜトライアル(試飲)をしているのか…
しかもお金をかけておしゃれなトライアル専用のカップまで作って…
彼らは、コーヒーそのものを売ることが仕事だとは考えていない。
もちろんスタバには明確な理念体系がある。
・お店に関する考え方。
・人や組織に対する考え方。
・ビジネス(儲け方と置き換えて良い)に対する考え方。
がはっきり示されている。
一番上は目に見えるが、下二つは目に見えない。
私がスタバに興味を持ち始めたのは、実は美味しいコーヒーでも、
おしゃれなインテリアでも、グッズでもない。
如何に、組織を動かし、利益につなげるかと言う、
下二つの部分なんです。
非常に長くなるから、目に見える
お店に対する考え方だけ書くけど
彼らの言葉を使えば、
スターバックスエクスペリエンス。
スターバックスでの経験がとても大切で
「感動経験を提供して人々の日々に潤いを与える。」
と言うことになる。
・機能的には、
居心地のよいサードプレイスを目指している。
(ファーストは家庭、セカンドは職場)
そして、そのサードプレイスは
手に届く贅沢感、ロマンチック、オアシス、普段着の社交場
として定義されている。
・物理的には
本物のスペシャリティーと言う考え方をする。
圧倒的な商品へのこだわりですね。
・情緒的には
原文は one cup at time,one customer at a time,just say yes
と書いてある。出来る限りお客様の期待に応えようとする考え方ですね。
ときめき、親しみ、触れ合い、わくわく感、驚き
がキーワードになっている。
等々、 サービス業の方にとって非常に参考になる考え方が、体系的にまとまっていますから
、一度参考文献をあたってみるといいです。
そして、彼らの本当の仕事は、コーヒーを通してスタバ好きの人を創ること
(つまりは、ファンを創ることなんだけど)に集約される。先程も書いたが、コーヒーを売っているだけじゃない。
このトライアル(試飲)だってお客様と、触れ合い、親しみを覚えて頂く、ためのツールだと考えていると思う。
非常に有効で、効果的なマーケティング手法だと思います。
いつかトライアルの凄まじい効力についても書きますね。
私は、スタバが狙っているとおり、スタッフとの触れ合いを通して、
私は親しみを感じるし、新しいカップを発見すると ときめくし、わくわくするし、コーヒーの新商品を試すと驚きもある。
まさしく まんまと はまってるわけです。
そして苦痛じゃない。
私はまさしく、スタバのターゲットであるはずだし、
そうだと思います。
職業柄、スタバは相当研究をしました。
英語の文献も読みましたし、あらゆるスタバの記事をスクラップしてあります。
特に研究したお店や会社は、お客様目線でかなり利用したり、体験したりします。
でも多くは、そこまですると対外は好きになりきれないのだが、
知れば知るほど好きなった会社、お店のいくつもある中のひとつです。
一体何を売ってるんだ…と言うことの浸透がスタッフから透けて見えるし感じられます。
さて、と言うことはカップの前で、カップを触りながら、少し時間を過ごすと、只でコーヒーが飲めるのか…
などと悪用はしない様にね。
太田流仕事の仕方:サービス業の教科書/理念の破壊的な力
目の前に見えること、それは意図してそうなっていると考える方が自然。つまり、理念そのものはきっと、目に見えるものではなく、肌で感じる物だからこそ、本質は何か?をいつも自分に問わなければなりません。
●こんな今だからこそ、ダイレクトコミュニケーションを大切に!!
近頃、officeへみえる方で、こんなことに気付かれる方がいる。
「玄関口に沢山スリッパが並んでいるけど何かあったの?」
単純に、片付けるのが面倒だから(笑)なんだけど、
実は、ここ数ヶ月いや、もとをただせば半年前ぐらいから、
ダイレクトコミュニケーションの場に立ち会う機会が増えているからです。
こんな構図です。
少し客数、利益が減少気味だ
→社全体で危機感を共有しよう
→目標を少し短期にしてアクションを徹底しよう
→関わるひとに直にコミュニケーションをとろう
おおよそ、こんな感じ。
いくつかパターンがある。
・営業時間開始ぎりぎりまで週単位の幹部営業会議だったり、
・管理職+毎回違う社員さんによる、意識の共有、
・業績アップのための突貫プロジェクトのプロジェクトミーティング
・業績アップのためのテーマを絞った勉強会
おおよそ、このぐらいかな…
写真は3番目のプロジェクトミーティング(この時は決起集会だった。
社員さん、アルバイトリーダーさんが20名ほど一同に会した。)
ま、今までの業務に付加されるわけだから、
半分は朝7時から開始される。
「幹部は早起きをして、始業前までの時間の使い方をクリエイティブにしろ!」
なんて言ってる自分がいる手前…
「ん…いいことじゃないの(汗)」
なんて、言わざるをえない(笑)自分の時間がなくなる…と思いながらね。
何も珍しいことじゃないし、
イトーヨーカドーグループや、ワタミグループは、そうじゃなくても週1会議で
トップ自らがダイレクトコミュニケーションをとっている。
ポイントは
・トップがいること。
・アクションつまりプロセスについて厳格であること。
・短期の目標(アクションだけど)を設定すること。
やりたいと言われた時、注意点はとして言うことは上記のことです。
よく、結果会議と言うのがあって、結果に対して過去を掘り起こして、
うだうだ長い時間を費やす会議のことだけど、
あまり意味がない。結果はトップ責任だし。そのことから逃げてはいかんのです。
要は、社員さんに責任転嫁してはいかんのです。
少し、業績が陰ってきたのは何故か…原因と結果を考えると、
今までのやり方だから、その結果と言うことです。
だから、結果について言っても仕方ない。
原因のアクションをさせたのは誰?
放置したのは誰?
やっぱりトップだからです。
ポイントは、プロセス(アクション)にこだわることです。
何をしたらいいのかにこだわることです。
そして、トップがその場にいると言うことは、その場でアクションを決済するためにいるんです。
だから、責任はトップにある。
よくある話なんだが、
「社員が思う様に動いてくれないからこの業績だ…」
私は、いつも言うのですが
「良かったですね。やってくれたら業績上がるってことですよね!逆だったらどうします?
やることは完璧に出来ているんです。なのに業績が上がらない…これが最悪と言うんです。
決して今の状況は最悪ではないでしょ?」
とね。
結果が思わしくない原因は、どうなりたいか未来が明確でないこと。
あとは、プロセスが悪い つまりやること(問題だったら問題の設定も含めて)が悪いか ですよ。
そうそう、ダイレクトコミュニケーションのこつは、熱さを伝えることです。
内容よりも熱さです。そこをはき違えると、
伝達するためにに集まってもらう(コストをかける)だけになってしまいます。
危機感を共有したいとか、モチベーションを上げたいとか、目的は様々かもしれませんが、
第一に優先するのは、「熱さを伝える」ことです。
自分の熱さ以上に部下が熱くなることはないということ。
自分はもとより、その場が熱くなることです。
●ある意味、コミュニケーションツールの選択って大事だと思わない?
今回は、コミュニケーションツールについて書きますね。
コミュニケーションの重要性については
もう、今更言うまでもないんですが、当然マネジメントの最重要なことでしょ? セミナーでも、どうやって、コミュニケするか、具体的な課題も設定して、理論や方法論や成果の出し方なんかをレクチャーしています。
じゃ、ツールについてはどうなんだ… と言うお話ですよ。
どんなツール(手段)がありますかね…
1、直接合って話す。
2、電話で話す。
3、第3者を通じて伝えてもらう。
4、ファックス
5、PCメール
6、携帯メール
7、葉書
8、封書手紙
等々…
まだまだ、いろいろあると思うんです。
私は、セミナーの中でも、講演でも目的によって使い分けが重要だと言ってきました。これは、顧客、社員さんと共にですよ。
ちょっと前、一つ、気付いたことがあって、
私の大学生の息子の話なんです。
高校生だった頃、私の息子は、クラブチームでサッカーをしていました。
勉強なんか気がない、気がない…
(ま、私もそうだったですから仕方ないか…)
そして、超感覚人間! 人のアドバイスなんぞ聞きやしない。
(ま、私も親の言うことなんか 聞かなかったから仕方ないか…)
ま、普段忙しいんで、息子と話す機会も 少なかったわけですよ。
だから、週末時間が合えば、試合を観てレポートを書いていた訳です。あのプレーは良かったから伸ばす所をまとめて伝えていたんですね。紙面で。
(子供にも、コンサルティングしてるんです…
うっとうしいでしょうね(笑)私なら うっとおしい…)
ま、この手段しか無いだろ…と思って。
ま、ご他聞にもれず、一方通行で
伝わったのか、伝わってないのかもわかんない。
そもそも、読んだのか、読んでないのもわかんない…
ま、いつか、わかってくれるだろうと思い
ひたすら、レポートに勤しんでいたんです。
ところが、ある時、書く閑無くて、携帯メールに、直接戦評を送ったら、なんと…速攻で返信がきたんですね…
妙にうれしくて、女房とケタ、ケタ笑っていたんです。
ここらあたりで、ふと2つの事に気付いたんです。
1、コミュニケーションは、インタラクティブ
(双方向、キャッチボール)になった瞬間 喜びがあるんだ。
2、息子とは、携帯メールというツールなら
コミュニケーションが成り立ちそうだ。と言うこと。
少し、置き換えてみるとですね、
1、コミュニケーションのイメージについて…
言葉のつながらない外国に行って
片言でも、現地の方と、言葉がつながった時 うれしいですよね。
実際、コミュニケーションが成立するとは
こういう感覚なんだというイメージです。
話していても、聞いたふりをされたり、したり人はします。
コミュニケした気になる… しかし、これじゃだめなんです。
「そうそう!」って共感できる部分がないと
コミュニケしたことにならないんですよ。
2、コミュニケのツールの使い分け…
私は、目的等に照らし合わせて使い分けていました。
しかし、人は得意不得意があってどのツールを使ったらいいかは、
別の次元で考えないといけないと言うことです。
1、はカウンセリング、ミーティングにしても
「納得性」をとことん突き詰めないと いけないと言うことです。
「繋がった」という実感がないといけないと いうことですね。
2、についても
今まで、返信、反応、返答が無かったら気がないんだ…と思っていたらいけない。実は、得意不得意も考慮しないといけないと言うことです。
集客、販促のツールにしても、だめだとあきらめる前に、今後は、ツールを変えたらどうなったのか… 考えないといけないですね。
よく考えたら、以前イタリアで、成績が悪いクラスの先生が
一念発起し、携帯メールで宿題を出したら突然、宿題の提出率が上がり 半期で、一番成績が良いクラスに変わった事例
他、セミナー後
会員の方で、p/aさんに、携帯メールで店長日報
を毎日、毎日報告し始めたら 距離感が近づいたと言う報告があり
別の会員の方で、コミュニケーションを 店のPCとp/aさんの携帯メールでのやり取り を始めたら、何か変わってきたという
報告がありました。
ルール!
人は、コミュニケ取りやすい、得意なツールを使う傾向にある。
相手の得意なツールを使うと 突然距離感が縮まる。
集客、販促ツールは目的だけではなく繋がりやすさも考慮しなければならない。
今日は終わり、近頃長いね・・・ごめんなさい。
太田流仕事の仕方:サービス業の教科書/マネジメント管理
コミュニケーションが苦手な方が多く見えます。お客様に対しても、働く方に対してもです。
そんな時、ツールを変えてみるとブレイクスルーできることがあります。
●本当なんて危ういけど、見失わないために自由でありたい。
クラインアントの方と面談が終わって、5年以内に今の売上額を利益額にする!!
と大それたビジョンを描いた夜、
久しぶりに、日本酒飲もうか!!
ということになって、この地方の酒造メーカーが出店しているお店へGO!!
先ずは、豆腐のもろみ味噌漬けをパクリ…ん…深い…
純米吟醸の原酒をチビリ…日本人で良かった…
他には、とまとの煮浸しや、たらの白子のあぶり焼き等をオーダー
これこそ、至福の時だ…
こんな言い方をすると他のお酒のファンの方には申し訳ないが…
色々な食中酒がある中で、私は、肉であろうと、魚であろうと、
日本人にとって全ての領域をカバーできるのは日本酒だけだと思う。
ワインにしても、紹興酒にしも、相手(食べ物が)を限定してしまう。
じゃ、ビールはどうだ…私はお刺身を頂きながら、ビールが飲める人はうらやましい…と思ってしまう。
お刺身(特に魚卵、うるか、酒泥棒等)を口に入れて、
ワインを口に入れた時のあの、口に広がる夫婦喧嘩をした翌日の朝のような、気まずい関係たるや…まさしく閉口する。レモンをかけようが、エシャロットや香草をまぶそうが、マリネにしようが…である。
以前、ワインアドバイザーを目指していたとき、半年間ぐらい毎日品種毎、
土地毎にワインを飲み続けた頃があった。このワインにはこれで、あのワインにはこれで…とか楽しかった。
半年経ったころ、ふと和食と中華が美味しくないことに気がついた。
ある方に言われたのだが、
「君は頭もからだもワインになってたんだね。」
と。
そういえば、何にでもワインを飲んで、無理矢理合わそうとしていた20代の前半、
当時サッポロビールは、ポレールというブランドで(CMは小野リサだったと思う)社員の渡辺さんと藤原さんが、和食にワインとか、ワインは和飲、輪飲、話飲だと、様々な講演活動や、著書を出版され、私もたいがいお世話になった。
白身のお魚のアミノ酸はこれだから、レモンをかけて、
この酸が多く含まれるこのワインとの相性がよろしい…と実に丁寧に、チャートまで作られ、どの食材にはどのワインと、わかりやすいことこの上なかった。
でも、その時ふと、高知(だったと思う)の地酒を頂いた折り、
白身魚とあわせてみた。頭をガーンと殴られたようなショックを感じた。なんて、美味しいんだ…
私は、そこから、ワイン偏重主義から解放された。
というか、ワインから自由になった。
そりゃ、地方(国でも)の名物は、その土地のお酒がおいしいに決まっている。それはスタンダードとして認めるさ。
和食は、生ものは、日本人にとっては、日本酒が一番あうと思う。
中華料理は紹興酒だと思う。
フライドチキンやソーセージはビールが合う。
全て試してみた結果だ。うんやはりそう思う。
しかし、キャビアにシャンパンなんてどうよ。
あの口に残る、えぐみや何とも言えない不快感を感じないんだろうか?
キャビアにはウォッカにブリニ(そば粉のクレープ)にサワークリーム、
(なければ厚切りトーストにバター塗って)レモン、エシャロットが一番美味しいと思う。
私が自由になったと書いたのは、どういうことか…
実は、何何にはこれでなければならないということから、解放されたということです。
え?逆じゃないのと思うかもしれませんが、でもそうです。
自分が、ワインが好きだから、合わせようとなんとか努力する。
それも、凄く大切だと思う。
しかし、何かにこだわると真実が見えない時がある。
それが、皆がそう言ってるから…とか、誰か著名な人がそう言っていたから…
人は、おそらくそんな何気ない受け売りがいつの間にか。常識化していることが多い。
「なぜそう思うの?」
と聞くと、
「誰それが言っていた、雑誌に書いてあった」
ということが多いんじゃないかな。
要は、試してもいない。深めてもいない。
自分のものになっていない。
当時、生ガキにはシャブリか、ムスカデのシュールリー
フォアグラにはソーテルヌ等々みたいな
方程式がそれこそ星のごとく沢山あった。
しかしフランス人はそうかもしれない。
始めから違和感があった。
何度も試したがそうだった。
「でもこれがスタンダードなんだよな」
って自分をごまかそうとしていた。
でも、日本人である自分には、生ガキには あらゆる酒を試したけど
天狗舞の山廃純米吟醸の方が旨いと思ってしまう。あくまで私はである。
が、人に強要することもしないし、やっぱり真実は自分で突き止めるしかない。
昔から伝わるスタンダードはスタンダードの良さはあるが、そこに自分はどうなのだ?
という主語が欠落する。一度は郷に入ればで経験はしてみるが…
無理くり経営にもっていく話ではないけども、
時代の変化の鼻先にいると感じるとき、
今まで自分が信じていたことは本当にそうなのか?と疑わないといけない。
(その前に自分は何を信じているのかを色々なワークで知る必要があるけどね。
信じていることはほとんど顕在化されていないから)
今、まさにそんな時じゃないだろうか。
昨日まで本当だったことが、今は実は嘘(通用しない)なんてことは、このところ一杯あるから…
さけ茶漬け…私がすきな食べ物のひとつ。
冷や御飯に日本酒を注ぐ、ぬか漬けと食べる。
これが本当の「さけ」茶漬けだ…と言っても、誰も信じてくれない…(笑)
まだ、まだ一杯あるんだが、
自由になった結果生まれた私にとっての美味しさだ…
私の色々な理論やアイデアは太田流と言って下さる方が多くみえる。自由であることの結果だ。
こだわらないことにこだわるということ。
太田流仕事の仕方:仕事のヒント/本質を知るヒント
何かにこだわると、他が見えなくなってしまう。最低、いつもひとは何かにこだわっていると言うことをわかっておく必要がある。
●夕日を見ながら、当たり前とは何かをちょっと考えてみる!
夕日って茜色って言うでしょ?
茜色ってどんな色だか知ってますか?少し紫がかった赤系の色で、写真で言うと、雲間の向こうに見える、紫ががかった赤色。
皆さんが思っているオレンジの夕焼け色とは少し違うんだよね。
この茜色、非常に厄介で、ほんのわずかな時間しかみられない。
しかも、西の空は 晴れていて、自分の上に少し雲がかかっている時しか、まともに全身で感じられなかったりする。たまたま写真は、そんな気象状況だった。少し、紫がかっているのがわかるかな…夕日は茜色だとは、皆知ってはいるけど、実際本当の茜色を、見たことがある人(正確には感じたことがある人)は非常に少ない。
故人はこの茜色がはかなく美しいことを知っていたはず。オレンジ色が夕日の茜色だと思っている人は非常に多い。
人が、当たり前だと思っていることの中で、本当にそれが、当たり前なのか疑わないと行けない時もある。
夕日を見ながら、これが本当の茜色なんだけど…とため息ひとつ…
ここのところ、ほぼ毎日、同じことを考えている。
何故、難しく考えるんだろうかって…
売上を落としている人程、難しく、複雑に考えている。
私はよく、
「普通に考えてみりゃわかるだろ?」
を連発する。
皆普通に考えれば、もっと業績が上がるんだけどな。
普通って何か…というと、ありまま ということだし、
現実に即してということです。
それを邪魔しているのが、「当たり前」ってやつ。
本当のことを見えなくさせていたりする。
普通に考えるのとは、私的には違う。
何故、売上が下がったのか…
いろいろ理由は思いつくと思うよ。業績アップの邪魔をしているものは何かを突き止めないと、いけないからね。
でもね、ほとんどの場合(ほぼ全てだと言っていい)原因は一つなんだよね。つまり、業績を上げるために、変えなきゃいけないことなんてほんの一つか二つ。他の理由なんて、ほとんどがその根本の理由が枝分かれしただけ。
これは「当たり前」とは違う?
その根本の理由を変えるだけで、業績は上向きになります。
本当です!!!これも「当たり前」とは違う?
もちろんその根本の理由が見つかったとしても知恵を働かさなきゃ行けないんだけど、たいがいは「普通に考えれば」必ず見つかります。見つからなかったことはありません!!!!!これも違いますか?
売上が下がった…ひと一度考えてみたらいい。
このことは信じてほしい。
・問題は複雑そうに見えるがほとんどがつながっていて
様々な問題の原因はたいがい一つか二つ
・本当にそうか?と考えながら、憶測は省いて現実に即して考えれば必ず解決できる方法がある
・最後に、ものごとの現実を見ず、問題を複雑にしているのは、ほとんど疑いもしない貴方の「当たり前」です。
ひとつお題を…
売上が上がらないかた、その理由をいくつもあげて見て下さい。
そして、ひとつずつその関係を調べてみて下さい。
そして、根本的な問題に行き着いたら
私にメール下さい。添削しますよ。
マジで!!
何人メール来るか楽しみです。
太田流仕事の仕方:仕事のヒント/本質を知るヒント
間違った問題を正しく解くほど、愚かしいことはない。問題を発見したとしても、本当にこれは問題なのだろうかと常に問わなければならない。問題を問題だと間違うのは、
この「当たり前」「常識」等、疑うことすらなかったことが原因になることが多い。
また問題は単独で目の前に現れることはほとんどない。多くの問題には関係性が必ずある。そこをひもといていけば、必ず1つまたは数個の問題に集約される。
●よく考えてみて欲しい!よく聞く話だけど、おかしいよね!!
先日のマネージャークラス(初級編)のセミナーでのお話…
写真は、開始前のリラックスタイム!!
さて、毎月自分がたてた目標と実績の進捗を発表するんですが、
ある方が、こんなことを仰った…
目標達成の為のアクションの時間の取り方が足りなかったために未達成だった と…
よくある話だよな…(笑)
彼の目標は、特定のカテゴリーの客数アップ。
結果は、そんなに悪い数字ではないが、未達は未達。
そこで、すかさず 何に時間を使ったのか 行動分析…
彼の名誉の為に言っておくけど、
確かに頑張ってはいた…そのことは賞賛に値する。
何しろ、前月対比でも客数は伸びているからね。
客数減を何か自分以外のものに理由付けする方とは雲泥の差はある。
が、彼の言葉で引っかかることがあった。
シフトに多くの時間を取られたから…つまり、作業に追われたから
出来なかったというニュアンスが強いことに気がついた。
ちょっと待て!と。
ということは、客数を伸ばすアクションとそのシフトにはいってた作業が 一致していないということか?と
ここからは、彼の話ではなく、一般論として言うけど。
私は、時間の使い方を相当厳しく言う。
しかし、これは時間の使い方の問題じゃなくて、考え方の問題だし、姿勢の問題だ。
なぜその作業そのものを目的達成の為の時間だと位置づけをしないのか?
要は、普段の作業は、目をつむっても出来るくらい、習慣化されている状態だとして、
何かのアクションを付加させようとすると、
作業とは別のことをするという考え方を変えないといけない。
その作業そのものを進化させると考えることが大切。
特に、現場のマネージャー達は、雑務に追われている。
決して余裕の時間などないことなど承知しているが、だからこそ言うのだが
、バーンと売上を上げられる人は、この辺りの考え方が違う。
先ず、しっかりと考える、そして日々の習慣化された行動を進化させようとする。
業績を上げるということは、何か別の行動を付加するんじゃないんだよ。
今やっている行動そのものが変わらないといけないんだよ。
ニュアンスの問題かもしれない。伝わりづらいかもしれないが、
業績を上げるひとは実は意図も簡単にあがってしまう。
何故か…実はそういうことなんだけどね。
太田流仕事の仕方:仕事のヒント/時間の使い方 サービス業の教科書/マネジメント管理
特に作業時間の使い方。作業にも必ず、成果を求められているはず。
どんな時間でも、漫然と時間を過ごすと業績は上がらない。
立場や役職で当然違うだろうが、おのおのが、成果は何かを考え習慣化されるまで意識して行動しなければならない。
●運が運でなくなる時…量が質を生むという発想
写真は、さー今日は終わり、というわけで ベランダから撮った金山総合駅。
金山と言う駅から、上り線に乗ろうとする(自宅に帰ろうとして)と座れる可能性は非常に低く、かえって、名古屋駅まで行って、座席を確保する方が合理的なのかも知れない。
だけど、行く気がするかしないかというのは大きくて、今まで数度しかその手を使ったことがない。
そこでいつも大府駅か、刈谷駅で降りそうな「顔をした人」の座席の横にさりげなく立つことになる。
今のところ2割ほどの確立しかないので、私は相当意地になって、この確率を上げようと 躍起になっている。そもそも、この確立は高いのか低いのかもわからない。
実はとんでもなく高いのかもしれないし、低いのかもしれない。
どのタイプの人が降りるのか・・・
ある友人は
「馬鹿じゃねーのか、運だよそんなものは!! そこまでこだわるのなら、どこでおりるのか聞けばいいじゃねーか・・・」
と私の努力を水泡に化すような、ありがたい物言いをされる…
対人能力が大人の平均以下(だと思っている)の私にとっては、
とんでもないことで、そんな事はお天道様が西から上ったってできないのだ。
いや座りたいのもある。そう元はそうだった・・・
今は違うのだ。違うのだ・・・それでは駄目なのだ・・・
私の天の邪鬼な性格がむくりと頭をもたげている。
当てて座りたいのだ。だから運でも駄目なのだ。
そこで特徴をつかもうとプロファイリングしてみる。
しかも、ドアから入って一瞬で見分けられなければ意味がない。
ふと、お客様が来店されたときの事を考えてみた。
平等なサービスを目指せ!!とばかりに、誰もが、誰もに同じサービスをする。
どの座席の横に立てば座れるのか毎日考え続ける奇特な私と
何も考えず、運に任せる友人と違いは必ず出るはずだ。
例えば、売上げ予測、毎日当てることに神経を使っている方とそうではない方、きっと違う。
私が、飲食店のコンサルティングで、ベタベタに張り付いていた頃、誰が顧客になるかをひたすら、思って接客を指導したことがある。
要は簡単に言えば、
・向こうからしゃべりかけてくる人、
・料理について言及される人、
この二つのお客様は結構な確立で顧客になっていた気がした。
(まだあるんだが)
全てのお客様を平等に扱かわねばいけないのか?果たしてそうか?
本当にこれでいいのか?と少々疑問に思うことがある。
お客様の獲得は運か?運から確立に格上げできないか?
このことを知恵の獲得というのではないのか?
今日もどの顔の人が早く下車するのか勝負だ!!
誰か、いい方法を知ってたら教えてほしいんだけど・・・
太田流仕事の仕方:仕事のヒント/本質を知るためのヒント
どうしたら知恵は身に付くのか…私は「量は質を生む」と言う考えを信じています。信じてやり続けていると、きっと天からアイデアが降ってくると思います(笑)