本当の自分なんてわかるべきもないが・・・
しかし、気になる自分自身、まだ見ぬ自分
ひとは、私のことをコンサルタントだけに理論的だというが、実は超直感を信じるタイプ。アイデアが天から降ってくるのをひたすら待つタイプ。屁理屈大好きだし。これが天の邪鬼なんだよな。
情熱的だか、熱いひとだとか暖かいひとだかというが、要は激情家だし、すぐにすねるし、へそを曲げる。言い出したら聞かない。友は 鬼仏同寓 で近寄りがたい とほめられてるのか けなされてるのかわからない評価を言われたことも何度かある・・・
わかってはいても「うまい生き方」はできない。「まともな生き方」を選択してしまう。
しかし「うまく生きてる」方が時にうらやましくもある。
ポジティブだというが、懐疑的、猜疑的だからこそ、そうしてるのが本当のような気がするし、それにすぐへこむんだ これが・・・
勉強家だというが、自分の馬鹿さはよく知っているから、ばれないように、毎日必死で補ってるだけなんだけどな・・・
一心不乱に物事を進めるというが、気をつけていないと、なんでもひとりでやってしまう傾向がある。友は騎手のいない競走馬だと揶揄してくれる。これは、結構気に入ってたりして・・・
社交的で協力的だというが、実はひとと接するのはあまり得意なほうではではないかも。独りの時間がないと、精神の破綻を招く恐れ十分にあり!!
俺は、なんて人間なんだ・・・・ま、ひとは、コインのようなものだからね・・・裏と表があるんじゃなくて、両方自分なんだし・・・と慰めてみる
とか言いながら、やっぱり昨年大切な人を亡くしたことが一番大きい。
生き急いでどうする?という思いと、残りの時間やるべきことをきちんとやろう。。。
同時に考えられるようになった。
「40にして惑わず」とかいうけど、彷徨い続けてる俺・・・大丈夫か?俺? という訳で、
言葉の力を信じてcolumnを書き始めたのもきっと、
会社のシステムごとMacをに変えたのもきっと、
まだ見ぬ自分探しのためもあるんだろうと、変化を厭わない飽き性の自分を慰めるためにも。。。少しずつ前に進まなきゃ。。。そう思うことにしている今日この頃の太田。
d.p.officeの存在と役割
コンサルティングの領域とその方法とか
一応あるにはあるが。。。前までここにはかっちり書いてたけど、
毎年少しずつシンプルに少なくしていこうとしてます。
コラムに書いた太田の考え方は過去のコラム:脱システム思考を読んで頂ければいいし(サービス業に人には大切)
コラムで質問が来た時に、太田のコンサルティングの領域や前提条件をこう答えました。
・コンサルティングの対象
太田は基本的に平準化して、効率よく できる限り専門化して同じものをたくさん作る(出店する)ということとは一線をおいています。つまり、チェーンオペレーション店的な経営(ナショナルプレーヤーを志向される方)の方を対象にものを言ったり、お仕事をしたりすることはほとんどありません。以前のコラムにたくさん書いてありますので読んで頂ければわかります。私は多店舗であっても人創りをベースに一店舗一店舗きちんと作る(できる限り昨年対比を落とさず少しずつ成長するお店作り)ことを志向しています。かといって多店舗化に反対している訳ではまったくありません。きちんとできるマネージャーと必要な顧客数が確保できれば、その分だけお店を増やせば良い訳ですから。。。できれば一店舗でも多くそんなお店、会社が増えればと思っています。だから業績を上げる事はそんなにむずかしい事ではないとも考えています。従って、太田は、一部の レジ屋さん、デザイナーさん、建築屋さん等々、店舗が増えないと自分の仕事が たちいかない 方々とは結構相性が悪いんです(笑)
・基本的な考え方
実はという言い方は適切ではないけれど、私はスローフード推奨人間です(笑)そこから派生したスローライフ推奨者です。美味しい物を食べよう とか ゆっくり食べよう。。。とかではなく 運動自体は社会運動ですから かなり奥が深くて哲学的です。そして、経営もそうあるべきだと考えていますし、できる限りそんな生き方をしたいとも考えています。そこから派生した一般的には同じ意味に扱われる、物を買わせるがためのマーケティング用語である「ロハス」、「地産地消」、「トレーサビリティー」等の、、、信奉者ではありません。要は、消費を促すための、ものを買わせんがためのライフスタイルの提案(もしくはマーケティング)とかにはあまり興味はなくて、どんな社会(会社)を創っていくのかということを含めた「ソーシャルスタイル」の提案を真剣に考えています。経営を経済活動だけではなくできれば社会活動だと言う捉え方をしたいからです。今後の社会では間違えなく そんな考えで経営をしなければ、もはや、生き残りなど不可能だと考えているからでもあります。
・目指すこと
そして、世の中の流れや、自分の周りに起こる様々なこと、スローフード運動等の活動や理念を学習する過程で思いついたのが、今コラムで書いている様々なメソッドや考え方(太田流に言えばthinking)です。流通も含めたグローバル化はもはや止められませんが、せめてこの流れにのって「うまく生きていこう うまく経営しよう」という人ばかりではなく、このままいったらヤバイと感じ「まともに生きていこう まともな経営しよう」という人は実は多くいると思います。そんな考え方に共感できる経営者の方のお手伝いをしたいと思っていますし、そんな仲間をたくさん創りたいと考えています。
ですから、要は、「役割&マニュアル」的なチェーン店な思考の経営とは別の、
人が真ん中にいる 地域に根ざした 1店舗1店舗きちんと創る 「善意&自発性」的な経営の具体的な手法を
どう導入、実践し、関わる人の幸せをいかに考え伝えるか。
このことに尽きると思います。
さすがに20年以上コンサルタントをしてくると、20年分のトレンドも見えてきます。
以前は、流行ったら次の店。。。グロス(お店の総数)で売上を増やす。。。的な経営/マネジメントしか無かった。
さすがに時代が変わり、つまりひとの幸せ感、経営者、働く人の幸せ感が変わってしまってい今までの経営の仕方ではうまくいいかないことが多く見られる様になってきました。そして、それに合わせた経営/マネジメントの方法のオプションを経営者があまり持ち合わせていない現状があります。もはやそんな悩みもふたをして「経営ごっこ」に見えてしまう会社もありますが。。。それはそれで若気の至りでいいんだが。。。ほとんどの経営者の方が例えば、客単価を上げるには?と聞くと個数を売るか、高く売るか?と答えてしまう愚直さ(嫌みです)。。。を見るにつけ、お店の形、成長のさせ方も多様的になってきているのに、相変わらず、自分は過去の(20年前の)教科書を使っていることに気づかない現実を見るにつけ。
いかんよな。。。と言う思いが年ごと強くなっていきます。
私は、「既存のお店の業績は基本的には落ちない」と言う立場をとっています。
上げることを妨げる要因があるから、上がらないだけ。。。
そこに気づかないからやっかいなんだけど。。。
からだで言えば、少々どこかいつもと違っていても、何となく過ごして結果大病(業績不振)になってしまう感じ。
そんな意味では、太田は主治医的な存在だと思っています。
付き合っていれば、今後会社に何が起こるのかは、
毎月お会いして、問診(いろいろ質問)すればほぼ当てます(笑)
また、私は目に見える行動をあまり信じない。所詮行動の90%は慣れ親しみの中から出られないから。
営業会議で毎回同じこと言っても、行動を指摘しても、皆また来月も同じことをするでしょ(笑)
行動を指摘しても変わることはほとんど無い。
私は体の中に眠っている(本人は気づかない)慣れ親しみの意識、思考を見ます。
経営者、働く人のこの意識、思考が健全であれば、必ず業績は伸びてきます。
ですから、お店を体に例えるのなら、病気を治すと言うより、ならない体を創る。。。病気をはね返す力をつける。
少々の風邪(業績ダウン)なら吹き飛ばすための免疫力を高める。。。
とかそんな風に太田の役割を考えてもらったらわかりやすいかな?
クライアント達は太田と会う時は「リハビリ」に来た、と仰る方が多いから
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